E3 2005一部停電の中オープン――SCE、任天堂、Microsoftの3大ハードメーカーブースレポート(2/2 ページ)
5月18日〜20日、北米ロサンゼルス・コンベンションセンターにて、世界最大のゲームの祭典「Electronic Entertainment Expo 2005」(E3 2005)が開催している。まずは速報として3社ハードメーカーを軽く紹介する。
Microsoftブースでは「Xbox 360」向けタイトルの一部がプレイアブル出展
E3 2005のMicrosoftブースは、例年通りSouthホール奥に位置取られていた。昨年のMicrosoftブースは、ブース外周部分を壁で覆い、外部と隔離するような構造となっていたが、今年のブースは、入り口付近にのみ外壁が用意され、基本的にはオープンな構造となっている
入り口部分は、今年もスロープが用意されており、そのスロープがブース中央を横断する形でアーチ状の通路を形成。そして、そのスロープの前後で展示内容が隔てられている。
スロープ手前は、現世代Xboxタイトルの展示スペースだ。ここには100台近い試遊台が設置され、多数のXboxタイトルがプレイアブル出展されている。そして、スロープの奥は期待の次世代機であるXbox 360関連の展示スペースとなっているのだが、驚いたことにそのXbox 360関連の展示スペースでは、大方の予想を裏切り、一部タイトルがプレイアブル形式で出展されていたのだ。
プレイアブル出展されていたXbox 360向けタイトルは、下記表に示した6タイトル。もちろん全てハイビジョンモニターが接続されており、Xbox 360の高解像度グラフィックを余すところなく堪能できるようになっている。そして、映像出展のみのタイトルに関しても、ハイビジョンモニターが接続され、リアルタイム描画での展示であった。
Xbox 360のプレイアブルタイトルに関しては、基本的にはメディア関係者にのみプレイさせているようで、その他の来場者は遠巻きに見ているだけといった状況ではあった。しかし、非常に期待度の高い次世代ゲーム機の映像を、ムービー形式ではなく生で見られるとあって、Xbox 360の展示スペースは非常に多くの来場者によって埋め尽くされていた。
さらに、ブース外壁部分には、Xbox 360の本体とコントローラのモックが展示。本体は、白ボディの標準ボディのものに加え、フロント部分にオリジナルデザインのパネルを取り付けたものも展示されていた。
プレイアブル形式で展示されていたXbox 360向けタイトルのインプレッションも含め、今後取材がおわり次第、順次情報を掲載していくので、楽しみにしていてもらいたい。
プレイアブル形式で展示されていたXbox 360向けタイトル | |
Kameo : Elemental of Power | Microsoft Game Studios |
Need for Speed Most Wanted | Electronic Arts |
Call of Duty 2 | Activision |
TopSpin | 2K Games |
Condemned: Criminal Origins | セガ |
Full Auto | セガ |
さらなるブースレポートは追って掲載。
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