おもちゃ業界も“脳活性化”ブーム?――「東京おもちゃショー2005」開催(2/3 ページ)
業界関係者を招いての、日本玩具協会主催による「東京おもちゃショー2005」が、東京ビックサイトにて開催された。カードやフィギュア、体感ゲームや脳活性化商品まで、多岐にわたるおもちゃを注目メーカーブースごとに紹介する。
トミー
テレビアニメ版最新作となる「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」関連のグッズを中心に、癒し系アイテムとしても人気の高い「フリップフラップ」や「ひだまりの民」、さらには同社の人気コンテンツである「ZOIDS(ゾイド)」グッズなどを豊富に展示していた。
だが、それ以上に注目を集めていたのは、先日、劇場版「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」が公開されたばかりの「スター・ウォーズ」グッズ。やはりおもちゃとしての人気も高いのか、「ベーシック フィギュア」から「カップ」、さまざまなパーツを組み合わせて、自分だけのライトセーバーを作ることができる「ライトセーバー」(2005年10月下旬発売予定、税込価格5040円)など、幅広くラインアップされていた。
なお、すでに発売中のアイテムではあるが、体感ゲーム「スター・ウォーズ ライトセーバーバトル〜ジェダイの戦い〜」(税込価格8379円)も合わせて出展されていた。デフォルメされたライトセーバーを使い、簡単操作で楽しめ、なおかつ“ジェダイの気分を味わえる”アイテムとなっているのが特徴だ。
ほかにもトミーブースでは、フジテレビ系にて放映中の「脳内エステIQサプリ」の家庭用版として、2005年9月に発売を予定している「脳内エステIQサプリ DX」(4200円)の宣伝に、お笑いタレントのはなわさんが登場。
本製品の宣伝はもちろんのこと、普段投げられている「モヤっとボール」(答えに納得がいかない時に投げるボール、ゲームでは小さくなって登場)の精巧さに驚いたり、投げられる原因となるクイズ「IQ都道府県」を披露するなど、集まったファンにおおいにアピールを行っていた。
タカラ
ブースを入ってすぐのところには、ポスト「ベイブレード」との呼び声も高い、新感覚斬撃バトル「騎刃王」が展示されていた。「騎刃王」は、武器をモチーフにした騎刃(マシン)同士が、意志を持ったかのように走行し、騎刃中央の高速回転するディスク同士の激しい衝突で戦う新感覚のバトルホビー。
同社がこれまでリリースしてきた「ベイブレード」、「ビーダマン」などに続く、小学生男児向けのアイテムとして2005年9月22日に発売を予定している。
ほかにも、今年で37年目を迎える定番ボードゲーム「人生ゲーム」の最新作として、会社を起業し、経営者となったプレーヤーがM&A(起業の合併・買収)などを経て、会社の企業を高めていくことをテーマとした「人生ゲーム M&A」(2005年9月29日発売予定、税込価格3780円)と、ワタナベエンターテインメントとのコラボレーションによる、若手芸人を主人公にした「人生ゲーム 芸人魂(仮)」(2005年10月末発売予定、税込価格3780円予定)、さらには「ドラえもん」連載35周年記念限定商品「ドラえもんとのび太の人生ゲーム」(2005円7月23日発売予定、税込価格3780円)などが出展されていた。
なお、タカラブースでも脳を活性化させるアイテムが多数展示。右脳教育の第1人者である七田先生観衆の、家族で遊べる右脳カードゲーム「右脳力開発カード」や、暗記エンジン「脳・サピエンス」など、本格的なアイテムがそろっていた。
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