オンラインゲームにダークシュナイダーが降臨――「BASTARD!! ONLINE」など新作3本が披露された「テクモ新機軸戦略発表会」(2/3 ページ)
テクモの新機軸戦略発表会が、都内にて開催された。新機軸の中心を担うであろう、テクモ初のPCオンラインゲーム「BASTARD!! ONLINE」の制作決定が発表されたほか、同社の人気シリーズ「モンスターファーム」の最新作2本が公開された。
なお、昨日お伝えした、東京都地下鉄建設部と東海汽船とのタイアップに関しても、再度発表が行われ、東京都地下鉄 建設部からは西村高明氏が、東京汽船からは柴田ヘ至氏が、それぞれの代表としてコメントしてくれた。
「建設部は地下鉄の路線工事をしておりますので、少なからず住民の皆さまにご迷惑をお掛けしている仕事をしております。そこで少しでもお客様のご理解をいただく手だてはないかと考えていましたところ、モンスターを含めゲームからあふれる“癒し”を感じることができるMF5と連動することとなりました」(西村氏)
「さるびあ号に乗車される方や、見かけた方にご覧いただき、楽しそうな船だなと感じ、我が社の顧客層になってくれれば大変ありがたいです。また、さるびあ丸は2005年7月1日から9月25日までは東京湾納涼船としても運航しておりますので、そういった層にも訴求できればと考えております」(柴田氏)
ほかにも、本作のプロモーションキャラクターを務める「モンスターファームサーカス」が紹介された。構成メンバーは主人公・ジュリオ、物語の鍵を握るヒロイン・ナユタ、2人を見守るお姉さん的存在の踊り子・マレーネ、そしてサーカス団の団長・アルベルトの4人。彼らは本作の宣伝活動のため、全国を飛び回るとのことだ。
たくさんの強い味方を迎え、新たな船出となった「MF5」。ストーリーはどのようなものになるのか? サーカスというからには巡業があるが、それがどんなものになるのか? など、気になることも多いが、今後の続報を楽しみに待っていてもらえればと思う。
なお、モンスターファームプロジェクトのもうひとつの核を担う「モンスターファームPOPバトルオンライン」だが、こちらはFOMA900i/901i向けオンラインゲームサイトとなっている。もともとは「モンスターファームPOP」として運営されていたゲームサイトだ。
今回は“いつでもどこでもマッチングバトル”をテーマに、オンラインならではのリアルタイムバトルや、アプリを起動していない相手ともバトルができるなどの特徴が挙げられていた。ちなみに、本作は「モンスターファームPOP」の会員となっているユーザーを対象に2005年8月下旬よりβテストを開始、正式サービスは9月を予定しているとのことだ。
また、「MF5」との連動企画も計画されており、こちらは「MF5」を遊んだ際に獲得できるパスワードを使い、「バトルオンライン」にレアモンスターを出現させる、などのサービスを想定していることが合わせて発表された。
なお、こちらのゲストには、NTTドコモのコンテンツ担当部長である山口善輝氏が登場。山口氏からは「コンテンツというのはワクワク感が大事ですが、テクモさんにはケータイゲーム登場初期のころから、このワクワク感を再現するため、いろいろとチャレンジしていただいてきました。『MF5』との連動企画はもちろん、『バトルオンライン』には非常に期待しておりますので、ぜひ盛り上げていただければと思います」といったコメントが寄せられていた。
萩原一至氏も登場した「BASTARD!! ONLINE」制作発表
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