4カ月の熱き戦いにピリオド――史上2人目の“ウイイレマスター”が決定(1/2 ページ)
2005年7月31日、全国ランキング上位者、ネットワーク予選優勝者、そして札幌、仙台、新潟、大宮、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡といった10都市での予選優勝者、計18人を集めた全国大会「“WE”JAPAN GRAND PRIX2005」の決勝トーナメントが開催された。埼玉出身者の対決となった決勝、そして欧州行きのキップを手に入れたのは……。
2005年7月31日、日本サッカーミュージアム内にあるヴァーチャルスタジアムにて、プレイステーション 2用ソフト「ウイニングイレブン8 ライヴウエアエボリューション」を使用した全国大会「“WE”JAPAN GRAND PRIX2005」の決勝トーナメントが開催された。
本大会は、2005年3月20日より日本全国にて予選を実施してきており、「ウイニングイレブン」としては、第2回目となる全国大会。当日は、全国ランキング上位者、ネットワーク予選優勝者、そして札幌、仙台、新潟、大宮、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡といった10都市での予選優勝者、計18人による戦いが繰り広げられた。
ゲストに、本シリーズのプロデューサーである高塚新吾氏と、2004年度の全国大会優勝者である“浪速の黒豹”ちゃっぴー氏を迎え、イベントは進行した。なお、今大会の優勝者は、欧州(フランス予定)にて、ちゃっぴー氏と日本代表決定戦を戦い、勝利したほうには、欧州チャンピオンとの対戦(2005年10月予定)が控えているとのことだ。
優勝すれば欧州に行ける、そして何より、これまで磨いてきた己の腕を証明するために、闘志を燃やす参加者たち。できることならば、その1戦1戦をお伝えしたいところだが、ここでは決勝のみを紹介しようと思う。
決勝へと駒を進めたのは埼玉出身の2人
「“WE”JAPAN GRAND PRIX2005」決勝まで勝ち進んだのは、ネットワーク予選優勝者である、“武蔵の必殺仕事人”シェード氏と、全国ランキング2位である、“関東のエースストライカー”松浦有志氏。ともに埼玉出身の2人の対決となった。
決勝の前には、解説も務めてくれる高塚氏が登場し、来週、2005年8月4日に発売を控えるプレイステーション 2用最新作「ウイニングイレブン9」に関して、新たに搭載された日本代表を体感できる新モード「ニッポンチャレンジ-Go for 2006-」の紹介を行ってくれた。
また、試遊台を遊んだユーザーから“ドリブルと時にボールの動きがよりリアルになった”という意見が多いと聞き、「こだわる人は、ボールの扱いに不満を感じていたと思います。それはわれわれスタッフも同じだったんですが、今回は直線的にドリブルをしている時でも、ボールタッチ、ボールをさばく動作などを入れています。ここに集まっているような人ならば、オオッ! と喜んでくれるかなと期待しています」と、これまで語られることがなかった、本作における新たな動きについてコメントしてくれた。
そしてこの後、決勝へと進んだ2人が登場。シェード氏は、「めちゃくちゃ調子が悪かったんですけど、その分プレッシャーがなかったのが良かったかもしれません」。松浦氏は「力を全部出しきれば勝てると思うので、頑張ります」と、それぞれが決勝への意気込みを語ってくれた。
さぁ試合が開始……と思いきや、メインMCを務めてくれたケン・マスイ氏からカットが入る。決勝へと進んだ2人にビデオレターが届いているというのだ。その送り主は、なんと元日本代表・北沢豪氏。
北沢氏は「3月から行われてきた“WE”JAPAN GRAND PRIX2005も、いよいよ決勝戦ですね。熱い戦いを期待しています。今日はサッカーミュージアムに行けなくて、非常に残念ですけども、8月に発売される『ウイニングイレブン9』では、初めて解説として登場します。ますます進化した『ウイニングイレブン9』、期待してください。それでは、またゲームでお会いしましょう!」といったように、激励と宣伝を兼ねたコメントで会場をヒートアップさせてくれた。
4カ月におよぶ戦いを制したのは……
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