MMORPG「テイルズ オブ エターニア オンライン」ってどんなゲームなの?(1/2 ページ)
2005年7月27日より、クローズドβテストが開始されたMMORPG「テイルズ オブ エターニア オンライン」。「テイルズ オブ エターニア」を原作としている本作だが、どんな内容のゲームなのか、いまいち良く分かっていない人も多いだろう。そこで今回は、世界観設定やキャラクター作成、出身地やフィールドにいたるまで、本作におけるさまざまな要素を紹介しようと思う。
2005年7月27日よりクローズドβテストが開始されているMMORPG「テイルズ オブ エターニア オンライン(TOEオンライン)」。本作は、ナムコの人気RPGシリーズ「テイルズ オブ」の初のオンラインゲームとして開発が進められているタイトルだ。
シリーズ伝統のリニアモーションバトルや、フェイスチャットシステムがしっかりと再現されている点や、キャラクターデザインにいのまたむつみさんを起用している点などは先日の記事にてお伝えしたが、今回は世界観設定やキャラクター作成、出身地やフィールドなど、「TOEオンライン」が実際にどのようなゲームなのか? その紹介を行おうと思う。
原作の時間の流れに沿った世界
「TOEオンライン」は、原作でリッドたち主人公がインフェリアからセレスティアに向けて旅立つころから始まる。つまり、原作の時間の流れに沿って世界の情勢が変化し、プレイ可能な地域がひろがってゆく、という設定となっているのだ。
ゲーム開始直後(クローズドβテスト期間や正式サービス開始時)は、インフェリアのおよそ半分の地域である「ミンツ大陸」、「モルル大陸」、「バロール大陸」がゲームの舞台になるとのこと。また、クローズドβテスト期間中は、これらの大陸のなかでマップを追加してゆく予定となっている。
細かい設定も可能なキャラクター作成
キャラクターは、1サーバーにつき3キャラクターまで登録することが可能となっている。性別・職業・髪型や髪の色、輪郭、目の形、瞳の色を選択して、自分の分身となるキャラクターを作成することとなるのだ。
ちなみに選べる職業は以下の通り。
戦士
剣士
聖晶霊術士
魔晶霊術士
格闘家
このほか、キャラクター作成時には出身地の設定も可能となっている。出身地は「学問の街ミンツ」、「木陰の村モルル」、「商業の町バロール」の3カ所から選択可能で、冒険の拠点となる場所。街の中には、ゲーム中での生活に必要なさまざまな施設が用意されているとのことだ。
学問の街ミンツ
写真はミンツ大学正門。大学のある街として、全国にその名を知られている。街は権威あるミンツ大学の制服に身を包んだ学生たちであふれている。港に停泊している商業船にはパスを持った者しか乗船を許されていない。
ミンツ大学を擁する中央区をはじめ、北区、西区、東区の4つの街区からなっていて、中央区から西に進むか北区から北に進むとイザル湾に通じ、南に進むとネッカル海岸へと続く
木陰の村モルル
写真はモルル船着場。水辺に根を下ろす巨大な木の幹や枝を利用して人々は集落を作っている。枝や根の間にはしごを掛け、木々の隙間にぶら下げるようにして独特の家屋を営んでいる。複雑に枝を伸ばした巨大な木の、上層と下層からなりたっている。上層からはしごを降るとトゥバン森林に、下層の船着場から小舟に乗って移動するとムリフェン森林に通じる
商業の町バロール
写真はバロール北区広場。インフェリア中の商人たちが、一旗揚げようと集まってくる。露店も多く、呼び込みの声が飛び交うにぎやかな町。北区、東区、西区からなりたつ。北区からはサダルメリク森林に続き、西区の南方にはアルゴル運河が流れる
なお、3つの出身地は、それぞれが遠くはなれて位置しており、さらには凶暴なモンスターが行く手をふさいでいるため、ゲーム開始直後は行き来をするのが困難となっている。
とは言え、「TOEオンライン」に存在する街はこの3つだけではない。以下には現在明らかになっている、出身地以外の街を紹介しようと思う。
最果ての村ラシュアン(ミンツ大陸)
レグルス道場(ミンツ大陸)
かつてインフェリア王国を危機から救った、伝説の勇者「レグルス」が創設したといわれる武道場。学問の街ミンツと最果ての村ラシュアンの中間に位置する。現在は「フランコ・メディウス師範」のもと、王国全土から集まった青少年達が日夜修行と善行に励む
バロール港(バロール大陸)
原作よりも詳細に描かれた各地が冒険の舞台
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