戦国の猛者たちがドラマCDでも大活躍!! 「戦国BASARA」収録現場にお邪魔しました(1/2 ページ)
大人気PS2ソフト「戦国BASARA」のドラマCDの発売が早くも決定した。その内容とともに、アフレコ終了後の声優さんたちのコメントを交えて紹介していく。
2005年7月21日に発売されたばかりのPS2ソフト「戦国BASARA」。戦国時代の名だたる武将たちを操り敵の大軍と戦うこの作品は、「スタイリッシュ英雄アクション」と銘打たれた美麗かつ爽快なアクションが最大のウリ。とはいえ、人気の要因はアクションパートだけに留まらない。
独自のアレンジが加えられた個性的かつ美麗なキャラクターと独特のセリフまわし、それに史実に沿いながらもオリジナリティを加えたストーリーには、歴史マニアならずとも心惹かれる。だからこそ、この作品がドラマCDになるというのは、当然の流れだったと言えるだろう。
ドラマCDのタイトルは「戦国BASARA 〜宿命! 川中島の合戦〜 ドラマCD」。タイトルからもわかるように、「戦国BASARA」が持つ世界観のもと、かの有名な「川中島の戦い」が描かれていく。物語の内容は史実をなぞるだけではなく、本作ならではのエッジの効いたアレンジが加えられている。なかでも特筆すべきは、史実では武田軍と上杉軍が壮絶な死闘を繰り広げたこの戦場に、伊達政宗が現れるところだろう。「独眼竜」と恐れられる伊達政宗が川中島でどのような戦いを演じるのか、興味深いところだ。
ドラマCDに登場するのは6人の猛者たち
このドラマCDの物語は、ゲームと同様に真田幸村と伊達政宗を中心に描かれている。真田幸村を演じるにあたり保志さんは――「熱血漢という言葉がぴったり当てはまるような熱い男なので、演じていて気持ちがよかったです。最近はがむしゃらな熱さを持った役を演じることがなかったので、理屈抜きに熱くなれました。体当たりでキャラを演じられるというような爽快感がありましたね」と語る。
その幸村のライバルという位置づけの政宗について中井さんは――「政宗は英語を喋るというキャラクターですので、それを演じるには勇気が必要でした(笑)。僕自身がどうであれ、政宗が自信を持って使っているのなら、僕も自信をもって使わねばならないわけですから。自分自身を励ましながら演じていきましたね」と、本人も語るように、政宗は英語の印象が強いらしく、声優の方々もいろいろな感想を持っていたようだ。
子安 ゲームで聞いていた政宗の小粋な英語を、このドラマCDの収録でようやく生で聞けたんですよ。思わずニヤリとしちゃいましたね。
玄田 政宗は羨ましいですよ。英語を使ったりしてカッコイイし、物語のなかでも基本的にやりたい放題だし。
保志 英語を喋ったりするクセのあるキャラですけど、戦っている最中のカッコよさは抜群。それによってライバルの幸村を演じる自分も、また演技に力を込められるというような相乗効果がありました。
ゲームの設定では、伊達政宗は「粋を貫く男」とされている。英語を話す粋な男が、声だけでどのように表現されるのか注目したい。
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