バンプレストの「ロボ魂！」ここにあり――玉置成実さんら3アーティストの豪華ライブステージも開催：キャラホビ 2005（2/2 ページ）

幕張メッセにて行われた「キャラホビ2005」。初日最後のメインステージを飾ったのはバンプレストの「ロボ魂！」プレミアムスーパーステージだった。緑川光氏や玉置成実さんなど豪華ゲストが登場したステージの全容をお届けする。

[遠藤学，ITmedia]

バンプレストならではのライブステージ

　ステージ後半はライブステージとなっていた。登場したのは、「機動戦艦ナデシコ」主題歌を歌うまつざわゆみさん、「機動武闘伝 Gガンダム」主題歌を歌う鵜島仁文氏、そして先ほどもゲストで登場した「機動戦士ガンダムSEED」主題歌を歌う玉置成実さんの3人。

　まずはまつざわさんが「YOU GET BURNING」を披露。歌い終わった後は「久しぶりに『ナデシコ』の映像を見ることができて感動しています」といったコメントを行いながら、劇場版「機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness-」の主題歌「Dearest」と2曲を歌い上げてくれた。

まつざわゆみさん

　まつざわさんのステージが終了した後は、鵜島仁文氏が登場。2人はバンプレストブースで行われていた、通常の「ロボ魂！」ステージにも参加していたのだが、最後のプレミアムステージの光景には、これまでとはまた違った熱気を感じていた様子だった。

　なお、現在まつざわさんはロンドンに在住しており、音楽作りや学校に通い勉強を行っているとのこと。今回は突然のオファーながら、「すごい楽しみにしてきました。（皆さんに）久々に会えて嬉しかったです」と語ってくれた。

　一方の鵜島氏は「何もやっていません」と衝撃のコメント。もちろんこれは冗談で「最近は作曲活動ばかりで、あまり表には出ていません。今日は本当に久しぶりのライブ、6〜7年ぶりのライブです」と、ある意味でこちらも十分に衝撃的なコメントを行ってくれた。

　とは言え、鵜島氏が歌う「FLYING IN THE SKY」、「Trust You Forever」は6〜7年のブランクなど感じさせないほどに力強く、懐かしいものを思い起こさせてくれた。

鵜島仁文氏

　そしてライブステージもいよいよ大詰めを迎える。最後に登場したのは「機動戦士ガンダムSEED」主題歌を歌う玉置成実さん。玉置さんは「Believe」、「Realize」と2曲を披露してくれた。

ライブ中、後ろの画面には「機動戦士ガンダムSEED」の映像が流されるなど、粋な演出が満載だった

　なお、玉置さんのライブステージの途中では「スーパーロボット大戦J」のテーマソングである「CASTAWAY」にのせて、本作の最新映像も公開。実際に歌と映像が合わさったものは玉置さんも初めて見たとのことだったが、「こんなにノリの良い歌を歌ったのは久しぶりなんですが、（歌と映像が）しっかりと合っていて安心しました」とのコメントを行ってくれた。

玉置さん合同記者会見に潜入

　イベント終了後には、玉置さんの合同記者会見が開催。ここではその様子をお届けしようと思う。

　まず、「スパロボ」のテーマソングを歌った感想についてだが、「『スーパーロボット大戦』は、私の年齢を含めて、もっと上の人、もっと下の人まで人気のあるタイトルなので、すごく嬉しいです。たくさんの人に聞いてもらえるので気合いを入れて歌いました」と語ってくれた。

　ちなみに、玉置さんの「スパロボ」のプレイ経験だが「やったことないんです」とのこと。とは言え、ソフトは所持しているとのことなので「これからプレイしようと思っています」といった前向きなコメントを言ってくれた。

　また、新曲の「CASTAWAY」については「これまではポジティブなメッセージを持った曲が多かったんですけど、今回は『恋愛をすごく引きずっている女性の曲』でした。そういう経験がまだないので、どう歌ったら良いのか分からない部分もありましたが、曲調に助けられました」

　「始まり方がバラードのような感じですが、サビの部分がすごくアップテンポなものに変わるんです。そこがこの曲の新しいところなので、その辺りを聞いてもらいたいです」といったように、新曲の聞き所を語ってくれた。

　短い時間ではあったが、熱心に質問に答えてくれた玉置さん。最後には「スパロボ」ファンに向けて、「すごくいろいろなキャラクターが出てきて、何度プレイしても飽きないと思います。ぜひともずっと遊んでください」というメッセージを残してくれた。