チュンソフトと提携、ソニックがXbox 360&PS3で登場、そしてシーマン2?――ネタ盛りだくさんの「セガ戦略発表会」(1/2 ページ)
9月10日、セガは都内の会場で「SEGAコンシューマ戦略発表会2005」を開催した。会場ではチュンソフトとの提携が発表されたほか、フロム・ソフトウェアとの協業による次世代機タイトルやXbox 360&PS3版ソニックのほか「シーマン2」が発表されるなど、何とも盛りだくさんの内容だった。
現行機から次世代機までアグレッシブな展開を図るセガ
「SEGAコンシューマ戦略発表会2005」は、
- 充実した下期のラインアップ
- 積極的なパートナーシップ戦略
- 次世代機への取り組み
と、3つのパートに分けて進められた。
ラインアップの紹介としては、まず、今冬に発売される予定のタイトル「ファンタシースターユニバース」について、ムービーを紹介しながら世界観などについて解説された。
ファンタシースターユニバースの世界は、3つの惑星からなる「グラール太陽系」が舞台。根源の種族「ヒューマン」と、ヒューマンから創造された「ニューマン」、「ビースト」、「キャスト」という4つの種族による、抗争と支配の歴史が繰り返されている、というのがその世界観だ。
詳しくは公式サイトでストーリーを確認していただくとして、ストーリーモードでは、登場キャラクターの「イーサン・ウェーバー」に関智一さん、「カレン・エラ」に田中理恵さん、「ヒューガ・ライト」に石田彰さんなど、豪華な声優陣を起用しているのも特徴だ。
そしてチュンソフトおよびTHQと提携
そしてパートナー戦略としてはまず、アメリカのTHQと業務提携することが発表された。THQは、「Mr.インクレディブル」などを制作したPIXERとも提携しており、キッズ向けのタイトルが強いとのこと。まずは同社が発売している「JUICED」、「DESTROY ALl HUMANS!」を日本向けに発売。そしてこれ以外のタイトルで、THQが提供しているゲームも、順次日本で発売されるようになるとのことだ。
続いて発表されたのは、チュンソフトとの提携だ。チュンソフトとセガ、と言えば、かつて発売されたサウンドノベル「街」を思い浮かべる人も多いだろう。今回の提携のポイントは、チュンソフトが開発するゲームソフトに関して、セガが日本国内で発売する、ということ。これに基づき、今後予定されている下記のタイトルについては、セガが発売元となる。
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発表会に登場した、チュンソフトの中村光一社長は「セガは業務用のゲームも手がけており、コアユーザーが多い。チュンソフトもサウンドノベルや不思議なダンジョンシリーズなど、同じくコアユーザー向けのゲームを作っているので、ユーザーから見ても相性がよいし、本当の“ゲーム好き”なユーザーが多いのではないか」と語る。
2006年には上記の4タイトルが発売されるようだが、かまいたちの夜2や街については「Special Edition」と銘打たれているように、ストーリーが追加されているそうだ。風来のシレンについては「ニンテンドーDSにはネットワーク機能が標準で付いているし、よりおもしろいゲームになると思う」(中村氏)とのことだ。
なんと「シーマン2」まで登場
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