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タッチペンで魔方陣を描いて敵を倒せ――ロストマジック東京ゲームショウ2005――タイトーブース

この冬発売予定のニンテンドーDSソフト「ロストマジック」は、タッチペンならではの操作感を生かしたソフト。プレーヤーは魔道士となり、魔方陣を描いて魔法を飛ばしたり、魔物を指示して敵を倒していくアクションRPGだ。

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ロストマジックの展示コーナー

 東京ゲームショウに展示されていたのは、チュートリアルバージョン。キャラクター「トリスティア」から、自分の動かし方や魔方陣の描き方、魔物の操作方法を教えてもらうことで、ゲームのシステムが分かるようになっている。

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基本的に、上画面に場面進行やクリア条件、自キャラのステータスが表示される。下画面はフィールド画面。そこでキャラ操作や魔物との戦闘を行い、クエストが進行していく

 まずは魔法の出し方から。Lボタンを押すとフィールド画面に魔方陣が表示される。そこにタッチペンで「ルーン」を描いてLボタンを放せば、魔法を唱えたことになる。唱えた魔法は、再びタッチペンで飛ばす場所を指定すると発動するようになっている。

 TGSバージョンでは、使えるルーンは4つ。炎、水、地、光だ。上画面にルーンが表示されるので、魔方陣の中に同じように描けば、魔法を唱えたことになる。現状では、魔方陣を大きく描いても小さく描いても効果は変わらないが、描き方によるダメージの与え方を変えるかどうするか、検討中とのことだ。

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必ずしも例題通りに描く必要はないみたい。何となく「Λ」の形をしていれば魔法は唱えられた。これは「炎のルーン」

 ルーンの描き方を覚えたら、さっそく魔物との戦闘だ。炎のルーンを描き、フィールドの場所をタッチして魔法を発動。炎が現れた。なるほど。

 どうやら、魔法を使ったおかげで魔物が現れてしまった、とトリスティア先生。今度は「S」の形の「水のルーン」を教えてもらう。そして、出てきた魔物と炎と水で戦うことに。炎攻撃や水攻撃を使うと、敵がたまにやけどしたり、凍ったりすることがある。なお、自キャラクターの移動方法は、十字キーを使うことになる。

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上画面に使えるルーンが表示される。左から炎、水、地、光。地のルーンは、地面から岩を出現させて、敵に対しての壁を作ったり、進路をふさいで攻撃するもの。光のルーンでは、自分の体力を回復することができる
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このほか、魔物を操って敵を倒すこともできる。味方となる魔物をどうやって手に入れるかはまだ秘密。ちなみにキャラクターの上に表示されているのはヒットポイントの目安

 何となく最初に覚えた炎のルーンが書きやすいこともあって、そればっかり使っていた。チュートリアルも中盤に進んだところで、今度は「ダブルーン」をトリスティアから教わった。

 ダブルーンとは、2つのルーンを組み合わせて使うというもの。「マナ」(いわゆるマジックポイント)の消費量は多くなるが、強力な魔法が唱えられる。ダブルーンを使うためには、Lボタンを押して魔方陣を表示させた状態で、1つのルーンを書いたあと、その上からもう一度ルーンを書くようになる。書いたあとLボタンを放すと詠唱終了。あとはタッチペンで位置を指定して飛ばすだけだ。

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光のルーンを描いたあと、炎のルーンを描くと「魔法大爆発」が発動。このほか、地のルーンを描いて水のルーンを描くと水の柱、光のルーンを2回書くといなずまを呼び出すことができる

 ダブルーンだが、その組み合わせによってはかなりの数の魔法が唱えられる。今は4つしかルーンが公開されていないが、画面を見ると分かるように、まだ「?」として明かされていないルーンが存在するようだ。聞いたところ、仕様上は300を超える魔法が使えるとのこと。ただし、どれくらいの数にするのかは、これもまた検討中。

 ダブルーンを覚えたところでもう一度戦闘になるのだが、だんだんと敵の数が増える上、強い敵も出てきたりして、ルーンを書くのに必死になる。気付いたらやられて死んでしまいました……。負けちゃったところでデモプレイは終了。

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ええすいません負けてしまいました

 でも、魔方陣を描いて敵と戦うというのは結構おもしろかった。「鋼の錬金術師」などを見て「ああいう戦い方をしてみたいなー」と思っている人は結構多いだろうし。ただ、筆者の率直な感想で言うと、自キャラを十字キーで操作するのはちょっと面倒かも。タッチペンでドラッグするなどして方向移動できれば、もっといいような気もします。今回はニンテンドーDSが固定されていたからいいけど、実際に遊ぶときは左手で持って、右手で素早く魔方陣を書く、というのがプレイシーンになりそうだから。ともあれどのようなソフトになるのか、期待してます!

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