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ワイヤレスコントローラのレスポンスなどXbox 360のハード面を検証東京ゲームショウ2005――マイクロソフトブース(1/2 ページ)

東京ゲームショウのマイクロソフトブースに用意されているXbox 360用タイトルのデモは、すべてXbox 360の実機が利用されていた。そこで、Xbox 360本体やコントローラなどのハード面を、実際に見て触って検証してみた。

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試遊台も含め、全てXbox 360実機を利用

 E3のMicrosoftブースに用意されていたXbox 360試遊機では、開発機材を利用して対応タイトルを動作させていた。しかし、今回東京ゲームショウのマイクロソフトブースに用意されているXbox 360試遊機は、全てXbox 360の実機が取り付けられていた。試遊機下部にスリットがあり、その中にXbox 360本体が設置されていた。

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マイクロソフトブースに用意されているXbox 360試遊機。液晶ディスプレイがあり、その下にXbox 360本体が置かれている
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スリットから、Xbox 360の実機が見えている

 もちろん、スリットから見える本体はモックで、別に開発機材が置かれている可能性もあるが、試遊機裏側を見ても開発機材を置くスペースはまったくなく、中をのぞくと本体にワイヤードコントローラや電源ケーブル、AVケーブルなどが接続されていることも確認できたため、今回は確実に実機で動作していると考えていいだろう。

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試遊機の裏側。別途開発機材を置くようなスペースはどこにもない
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ワイヤードコントローラだけでなく、奥をのぞくと電源ケーブルやAVケーブルも見え、これがモックではなく実機であることが確認できる

 試遊機で動作しているタイトルは、もちろんまだ開発途上のものであり、一部動作にぎこちない部分があったり、一部の海外タイトルではハングアップしているものも見かけたが、ほとんどのタイトルは処理落ちを感じさせることもなく、スムーズに動作していた。個人的には、E3での試遊レベルとは天と地ほどの差があるように感じた。

 さて、試遊台には、防犯上の理由もあってワイヤードコントローラが接続されていた。しかし、Xbox 360コンセプトブースに設置されているXbox 360ではワイヤレスコントローラが利用できるようになっていた。そこで、実際にワイヤードコントローラとワイヤレスコントローラで同じゲームをプレイし、操作感に違いがあるか確認してみた。プレイしたタイトルは、ナインティナインナイツ。アクション性重視のタイトルなので、レスポンスを見るにはもってこいのタイトルだろう。

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コンセプトブースのXbox 360。背面の端子にはAVケーブルやLANケーブル、電源などが接続されており、実機だということがよくわかる

 まずはワイヤードコントローラでプレイ。すでにインプレッションでも語られているが、多数の敵軍勢に囲まれた状態で一気になぎ倒していく爽快感はかなり気持ちがいい。もちろん、ワイヤードコントローラでは操作感で気になる部分は全くなかった。

 つぎにワイヤレスコントローラ。手にした段階で、ワイヤードコントローラに比べて若干重く感じる。とはいえ、ずっしり重いというほどではなく、ワイヤレスコントローラとしては十分軽い部類だ。ちなみに、ワイヤードコントローラとの重量比は、ほぼバッテリー分重いだけだそうだ。Xbox 360パッケージに付属するワイヤレスコントローラでは、単3乾電池を2本利用するようになっているため、ほぼ50g弱ほど重いと考えていいだろう。また、オプションで用意されるXbox 360 リチャージブルバッテリーパックを利用すれば、単3乾電池を利用するよりも若干軽くなるそうだ。

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ワイヤレスコントローラは手に持ってみると想像以上に軽い。ワイヤードコントローラと比較しても、ほぼ電池分の重量差しかないそうだ
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コントローラには、ヘッドセットなどを接続する端子が用意されている。電池やバッテリーは裏側に収納するスペースがある

 そして、実際にワイヤレスコントローラでのプレイを開始。ワイヤードコントローラでプレイした直後だったのだが、はっきり言って筆者にはレスポンスの違いは感じ取れなかった。ボタン、アナログキーなど、すべて操作に対してしっかりと反応する。もちろんこれは筆者の個人的な感覚であり、シビアな入力レスポンスを求める人ならば違和感を感じることもあるのかもしれない。しかし、ほとんどのプレーヤーにとっては、これだけきちんと反応するワイヤレスコントローラは、ワイヤードコントローラと比較しても全く違和感なく利用できるはずだ。

リチャージブルバッテリーはケーブルを接続して充電

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