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“絆”がテーマのRPG「アルトネリコ」――志方あきこさんの主題歌お披露目ライブに潜入してみた(2/2 ページ)

バンプレストとガストが共同開発している「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」。この度、「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.14」にて、志方あきこさんが歌う本作主題歌が初お披露目されるという情報を入手し、早速現場へと向かってみた。

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世界初、ヒュムノス語を操るアーティスト「志方あきこ」さんに直撃インタビュー

 最初にも述べたように、本作「アルトネリコ」の主題歌は志方あきこさんが担当している。「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.14」では、まず主題歌のタイトルが「謳う丘」であることが明らかにされ、約2分のショートバージョンが披露された。ちなみにゲーム中ではフルコーラスになるとのこと。

 記者が聞いた感想をひと言で述べるならば、“非常に幻想的な曲だな”というものだった。これは曲調もそうなのだが、コーラス部分に聞いたことのない言語が使用されているから。ただし、先のゲーム紹介からも分かる通り、幻想的な世界で語られる本作だけに、その曲調はかなりフィットしていると感じられた。

 とは言え、記者だけが主題歌を聞き、その感想を述べただけでは、あまりにも伝わるものが少ないとも思う。そこで、ライブが終わったばかりの志方さんに直撃インタビューを試み、本主題歌に関していろいろと聞いてみた。

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志方あきこさん

―― 以前もゲームの音楽を担当されていますが、今回「アルトネリコ」の主題歌を担当した経緯や、感想などをまずお聞かせいただけますでしょうか?

志方あきこさん(以下、志方) 最初にお話をいただいた時には、自分の好きな世界が描かれていて、すごくワクワクしました。私もこの世界に住まわせてもらえる(参加できる)なら、とても嬉しいことだと考え、喜んでお引き受けしました。今回のライブでは、皆さんに「アルトネリコ」の一端をお届けすることができて、すごく嬉しかったです。

―― その主題歌ですが、ライブを聞くことができなかったファンのために、どのような曲か説明してもらえますでしょうか?

志方 歌詞が呪文というか、祝詞みたいな形で展開してゆき、「ヒュムノス語」(ゲーム中のオリジナル言語)を歌う部分がコーラス中にはあります。作曲の土屋さん(ガスト サウンドクリエイター)からは、「民族的な色合いを感じる発声で」といった指示がありました。

―― ゲームの資料はかなり見ているのでしょうか。

志方 主題歌だけでなく作曲(3曲)もしていますので、背景などのイメージビジュアルや、シナリオの概要といった資料は見ています。「ヒュムノス語」に関しては、土屋さんからも直接「ヒュムノス語はこういう意味ですよ」という説明もいただきました。それらを自分なりに、どう発音したら良いか、どう歌ったら良いかといったことを考え、困ったところは相談しながら歌っています。

―― ちなみに志方さんは普段ゲームはプレイされるのですか?

志方 結構やっていますよ。最近はあまりプレイできませんが、寝る前の30分とかにこっそりと。30分なので区切りの良いゲームが中心です。RPGも大好きですが、気になってやめられないと、仕事に影響が出てしまいますので自制しています。(本作はRPGですが、という突っ込みに対して)RPGは危険ですね(笑)。

―― なるほど。では最後になりますが、ファンの方にひと言いただけますでしょうか?

志方 (本作は)民族的な要素とロストテクノロジーの要素が融合していて、すごく作り込まれた、本当に魅力的な世界が描かれています。ぜひとも主題歌を通して、その世界を味わってみてください。

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