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Xbox 360「リッジレーサー6」は正統進化を経て、次世代機の先導者となる(1/4 ページ)

未知なるX領域へ――ヘアピンコーナーを200km/hオーバーで駈け抜けるあのレースゲームのナンバーシリーズがXbox 360と同日にリリースされる。東京ゲームショウではじめて明らかになったその空前絶後のスピード感とは?

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 Xbox 360と同時発売が予定されている「リッジレーサー6」は、その次世代機たるパワーをぞんぶんに使用して開発が進められている。ビジュアル、サウンド、そしてシステムとリッジレーサーシリーズは、次なる局面“ハイデフ・エンターテインメント”の牽引役として名乗りを上げた。

 先月千葉県・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2005においてプレイアブルで初出展された「リッジレーサー6」では、1種類のコースを、1種類の車で走れるというものだった。コースは「Harborline 765」。今回公開されたコースにも同じ名が見られるように、海岸付近の都市を舞台にしたコースで、まさに試遊できたコースそのものだった(以下、参照)。

 コースはシリーズ最多の30コース(順走・逆走含む)、収録マシン数は130以上(スペシャルマシン8台など含み)、メインモードとなる「ワールドエクスプローラー」に収録されているレース数は230以上と内容も充実している。ニトロシステムも進化、Xbox Liveにも対応されており世界中のプレーヤーとオンラインバトルも楽しめる。このほかにもXbox Liveを使って世界統一タイムアタックランキングに挑戦できる「グローバルタイムアタック」やゴーストデータのアップロードやダウンロードも可能。マーケットプレースにも対応した、ダウンロードコンテンツも用意される予定だ。新車種や新コースなどがネットワーク配信される、これも過去のリッジシリーズにはない特徴となるだろう。お約束でもある起動時のミニゲームなどももちろん盛り込まれる。

  • 収録コース数:30コース(順走・逆走含む)
  • 収録マシン数:130以上(「スペシャルマシン」を8台+α含む)
  • 新メインモード 「ワールドエクスプローラー」(収録レース数230以上)
  • 進化したニトロシステム
  • XboxLive対応(オンラインバトル、グローバルタイムアタック、ゴーストデータのアップロード/ダウンロード、マーケットプレースに対応)

 リッジレーサーでは、ドリフト走行によってニトロゲージがチャージされ、一定量のエネルギーをチャージされることによって、爆発的な加速が得られるニトロを発動できるようになっている。リッジシリーズでは、通常のスピードでも十分疾走感溢れるレースが楽しめるのだが、ニトロを使った時の爽快感はたまらないものがある。今作でももちろん健在のようでひと安心。

新メインモード「ワールドエクスプローラー」

 「ワールドエクスプローラー」(World Xplorer)は、新しいコースとレースで構成された“リッジユニバース”を“開拓”(=explore)していく、「リッジレーサー6」のメインモードとなる。網目状に広がったレースをプレーヤーが1つずつ選択し、自ら“攻略ルート”を設定する。レースは全230レース以上あり、選んでいくだけでもたっぷり遊べる充実の内容で、通常のレースはもちろんのこと、さまざまなルールのレースが存在するとのこと。


リッジユニバースでは、各レースがルートに沿って広がっていく。レースは上にいくほど難易度が高くなり、右にいくほどマシンクラスは上位となる。プレイするルートは、各レースを1つずつ選ぶことで設定。レースを選ぶと、続けて選択できるレースが示されることになる。レースをクリアし、エリアを囲んで開拓すれば、新たなマシンやプライズを獲得できる仕組みだ

攻略ルートの設定中画面。マップでの上下が難易度を表現している。自分のスキルにあわせて攻略ルートが設定可能。マシンクラスをまたがなければ複数のレースを次々に選択できるとのこと。こちらも「?」マークのあるエリアを囲んで開拓すれば、プライズがゲットできる

 リッジレーサーといえば、その究極のスピードとドライブ感だが、本作では次世代機のスペックによって、よりパワフルに表現力を増している。マシンやコースは本物と見紛うばかりのこだわりを見せつけてくれる。そんなマシンとコースを見てみよう。

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