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賞金付きガチンコTCG「ディメンション・ゼロ」、運営組織「DPA」の設立記者会見を開催

ブロッコリーは、国産としては初めてプロ制度を導入し、年間プロ賞金2000万円を用意したトレーディングカードゲーム「ディメンション・ゼロ」の運営組織「DPA(Dimension0 Players' Association)」の設立記者会見を開催した。

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 ブロッコリーは、国産としては初めてプロ制度を導入し、年間プロ賞金2000万円を用意したトレーディングカードゲーム「ディメンション・ゼロ」の運営組織「DPA(Dimension0 Players' Association)」の設立記者会見を開催した。

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 本記者会見には、DPA評議委員長として中島恒雄氏(ニッポン放送取締役)、評議委員として木谷高明氏(ブロッコリー代表取締役会長)と堀誠一氏(ガンホー・オンライン・エンターテインメント技術担当取締役)、ルール制定の最高責任者であるルールディレクターとして中村聡氏(遊宝洞)、そして大会運営部、管理部を総括、ルールの運用とルールディレクターの補助業務を行うアシスタントルールディレクターとして内野秀紀氏(ブロッコリー)の5名が出席した。

 まずは評議委員長である中島氏より「DPAの目的は、『ディメンション・ゼロ』の普及、健全な発展、社会的地位の向上を目的とします。役割としては、ルールの管理と紛争の裁定、公式大会の開催と運営、プレイヤーとジャッジの育成、認定、管理になります」といったようにDPA設立の目的と概要が語られた。

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ニッポン放送取締役、DPA評議委員長 中島恒雄氏

 続いて、評議委員を務める堀氏からは大会制度が語られる。堀氏の話によると、「ディメンション・ゼロ」では、賞金総額400万円の「グランプリ」を年3回、賞金総額700万円の「日本選手権」を年1回開催。グランプリ、日本選手権ともに、各地域や店舗などで開催される公式大会予選を勝ち抜く、または招待選手となることで参加が可能となっているとのことだ。ちなみに、第1回目のグランプリは、1月上旬より全国各地にて予選が、1月下旬に本戦が開催される。

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ガンホー・オンライン・エンターテインメント技術担当取締役、DPA評議委員 堀誠一氏

 堀氏は最後に「DPAが開催する大会に関しては、ユーザー同士のコミュニケーションの場であり、プレーヤーのためのイベントという形で盛り上げていきたいと考えています。私はガンホーに所属しておりますが、『ディメンション・ゼロ』については、久々に本格的なTCGが出てきたなと注目しておりました。今回、DPAの評議委員という大役を任されましたので、誠心誠意務めさせていただきたいと考えております」とコメントしてくれた。

 また、同じく評議委員を務める木谷氏からは「プロプレーヤーと認定されるには、規範となるべき人格を持ち行動を行う者、というのがあります。これはプロたる人物というのは、周りから見ても、品格を持ち、尊敬される人物であってほしい、プロとはそうあるべきだと考えてのことです。一度プロになれば、その権利は2年間有効となります」といったように、プロプレーヤー制度について語られた。なお、“2年経ってプロ資格を継続するにはどうすれば良いのか?”といった問題や、今後のDPAによる詳しい動きについては、今月または12月中に決定、公式サイト上にて発表が行われる予定とのことだ。

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ブロッコリー代表取締役会長、DPA評議委員 木谷高明氏
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このほか、ルールディレクターである中村氏は「強い人が本当に強い、そんなゲームデザインになっているのがディメンション・ゼロです。運の要素を完全に消すといったことはできませんが、やり込めばやり込むほど強くなります。大会にしても、一度負けてしまったら終わりというのではなく、実力のある人が上位にくることができる、そういった運営方式を考えています」と、ルールコンセプトの構想を披露してくれた
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アシスタントルールディレクターである内野氏からは、PRIDEファイターである五味隆典選手がパーソナリティーを務めるラジオ番組「Dimension0 PRESENTS 五味隆典 天下無双(仮)」など、今後のプロモーション活動が語られた

 2005年11月26日の「ディメンション・ゼロ ファースト・センチュリー」の発売まで1カ月をきり、運営組織である「DPA」が設立されたことで、いよいよ本格的な始動を始めた感のある「ディメンション・ゼロ」。第1回目のグランプリに出場するプロとして、また栄えあるグランプリ優勝(優勝賞金100万円)を目指して、今後のDPAの動きに注目していてもらえればと思う。

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