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TGS未出展を含む新作ソフトがずらりと勢ぞろい――入場時に渡される“ある紙”にも注目がGames Japan Festa 2005 in OSAKA(2/2 ページ)

2005年11月12日、日本テレビゲーム商業組合の主催による新作ソフトの試遊イベント「Games Japan Festa 2005 in OSAKA」が、マイドームおおさかにて開催された。出展社数は21、出展タイトル数は88。

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 確認した中で、最も待ち時間が長かったのがカプコンの「モンスターハンター2(ドス)」で、開場20分後にはすでに75分待ち、ピーク時で240分という驚きの待ち時間を記録していた。次いで、セガの「PHANTASY STAR UNIVERSE」やナムコの「テイルズ オブ ジ アビス」、スクウェア・エニックスの「キングダム・ハーツII」といった人気シリーズの最新作にも長蛇の列ができていた。

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「モンスターハンター2(ドス)」が人気のカプコンブース
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セガの「PHANTASY STAR UNIVERSE」には近づくことすらできず……

 ただ、新作ソフトもおおいに気になる部分ではあるが、本イベントにて記者が一番に注目したのは、入場の際に渡される“一枚の紙”となる。この紙、一体何なのかというと、「CERO『18歳以上対象ソフト』は販売・試遊はできません」と明記されたもので、出展試遊タイトルで言えば、コナミの「METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE」、セガの「龍が如く」、カプコンの「バイオハザード4」、ディースリー・パブリッシャーがこれに該当していた。

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入場時に配布されていた紙。ただし、現在のものはあくまで「対象」で「禁止」ではない。中途半端なままユーザーを縛り付けず、このあたりの線引きは今後はっきりとしていってもらいたいと思う
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「バイオハザード4」(写真左)と「龍が如く」(写真右)は、TGS同様に、対象年齢外のユーザーにプレイ内容が分からないようにしていた

 本イベントはこれまでに4回(4年連続)行われているが、こういった紙を用意したのは初めてとのこと(イベント時に年齢確認を行っているのを見たことはあるが、このような紙が配られているのを見たのは初めてだった)。今年は「残虐的なゲーム」に対する規制の動きが盛んになってきていることから、商業組合としても敏感になっているようで、時代の流れを感じずにはいられない出来事であったように思う。

 なお、試遊台以外での見どころとしては、ステージイベントがある。こちらでは「マリオパーティー7」ゲーム大会、「Jリーグウイニングイレブン9 アジアチャンピオンシップ」GJFカップ、「グロックス倶楽部 with バンピートロット」ゲーム大会、「EXIT-イグジット-」大会と、ユーザー参加型のイベントが数多く用意されていた。

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「マリオパーティー7」ゲーム大会には子どもたちが多く参加していた
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「EXIT-イグジット-」大会の前にはタイトーのスタッフ実演によるゲームの説明が行われた

 中でも注目だったのが、レッドエンタテインメントの広井王子氏のトークショウだが、こちらは後のど詳細をお届けするので、楽しみに待っていてもらいたい。

 ちなみに、本イベントは明日、11月13日にも同会場にて午前10時から午後5時まで開催されている。ステージイベントに関しては、ユーザー参加型の4つのイベントは共通で、トークショウが広井王子氏ではなく高橋名人になるとのこと。大阪近郊に住んでいるという人はもちろん、いち早く新作ソフトを体験したいという人は足を運んでみてはいかがだろうか。

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