クラッシュ君編集部漫遊のつもりがエライ目にあう――「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」
ビベンディ ユニバーサル ゲームズが、12月1日に発売を予定している「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」の宣伝に編集部に訪問。しかし、強敵が待ちかまえていた……。
ビベンディ ユニバーサル ゲームズの「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」は、プレイステーション 2版とゲームキューブ版が税込み7140円で、PSP版が同じく税込みで5040円で、12月1日に発売を予定しているシリーズ最新作となる。
今回、主人公クラッシュ・バンディクーが、編集部に表敬訪問にやってきた。もちろん発売に向けての宣伝活動の一環でもあるが、先日「としまえん」(※)にて行われたプレス対抗「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールドカップ」でうっかり優勝してしまったITmedia +D Gamesがどんなところなのか興味があったのだそうだ。かくしてクラッシュはやってきたわけだが……。
クラッシュ・バンディクーと玄関前。本作の主人公。ちなみにバンディクーとは、タスマニア島に生息する有袋類で、フクロネズミとも呼ばれている絶滅危機種で実在する生き物。この生き物をモデルにバンディクーは生み出されたが、やけに頭がでかいため、編集部の扉をくぐるのもひと苦労
1996年12月、初の奥スクロールアクションゲームとして世に送り出された「クラッシュ・バンディクー」は、99年のシリーズ4作目「クラッシュ・バンディクー レーシング」で、レースものが誕生。今回、従来のアクションゲームとレースゲームが合わさった、ちょっとお馬鹿で悪ノリ全開のシリーズ最新作となっている。
とレースものが加わるなど番外編も含め、現在PS、PS2、GBA、GC、Xboxとハードを問わずシリーズを積み重ねている。基本的にお馬鹿で、小ネタがいっぱいの脱力系ゲームではあるが、アクションゲームとして秀逸で、ファンも全世界に多数存在する人気作である。
アクションゲームの途中にレースゲームが差し込まれていく形でゲームは進行。アクションパートでは、レースで使用するキャラクターや車種を増やしたり、ミニゲームをクリアしてコインを貯めることが目的になる。コインをためるとその枚数によって車や武器をパワーアップすることができる。レースパートでは対戦も可能だ。PSP版では最大8人まで。PS2版は最大2人、GC版は最大4人までプレイすることができる。
こうして立て板に水の説明をクラッシュから受ける筆者の前に、黒い影が飛びかかった!?
いきなり視界にフェードインしてくる乱入者が! 昔からこういう類の生き物っぽいものを見ると、飛びつかずにはいられないという習性を持つ編集者がクラッシュに噛みついた。まさしく“がっちゃんこ”! いつも笑顔のクラッシュは、写真ではわかりづらいが困っている様子
乱入者は編集部の新人。狙った獲物は逃さないスナイパーのような女が休憩から帰りがてらオレンジの物体を見つけてとりあえず飛びついたらしい。当然、クラッシュに対しても怖じ気づくことなく「なんかくれ」と言い放つ始末。教育を間違えました。しかし、優しいクラッシュはジャンケンをして勝ったらプレゼントをあげましょうと提案。かくして新人vsクラッシュのジャンケン大会へと流れ込んだ。クラッシュの手は安定していない。いつもグニャグニャしているということで、“パー”しか出せないと踏んだ新人は自信満々。いざ勝負となったのだが……。いきなり意に反して新人は“グー”。しかし、クラッシュが意外にも器用に“チョキ”を出したためプレゼントゲットとあいなった。恐ろしや新人……
「クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド」では、悪評価テーマパーク「ボン・クラッチ モーターワールド」を舞台に、盗まれた“ブラック・パワーストーン”と“パワーストーン”の争奪戦が展開される。今回の編集部訪問では、クラッシュが新人にプレゼントを奪われるという結果で幕となった。
それでも笑顔のクラッシュはさすが。むしろ笑顔しかできないクラッシュはちょっと切ない雰囲気をも醸し出す。いただいたプレゼント(シール)は、後日放出いたします。しばらくお待ちください。こうして寒くなった東京の空の元、彼の宣伝の旅は続くのであった……。
クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド | |
対応機種 | PS2/GC/PSP |
メーカー | ビベンディ ユニバーサル ゲームズ |
ジャンル | アクション |
発売日 | 2005年12月1日 |
価格 | PS2版、GC版:7140円(税込)/PSP版:5040円(税込) |
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