Xbox 360徹底解剖!――その2:初期設定・プレイ編(8/8 ページ)
前回はパッケージ内容物をチェックしたが、今回はXbox 360本体をテレビに接続し電源を入れて初期設定を行ったあと、ゲームを起動するあたりまでをチェックしていこう
Xbox用のゲームを起動してみた
主な設定も完了したことなので、とりあえずゲームをプレイしてみることにした。ただ、現時点ではまだXbox 360用のソフトが1本も手元にないため、Xbox用のソフトをプレイしてみることにした。利用したソフトは、「Halo 2」だ。
本体のDVDドライブのトレイを開け、ディスクをセットして閉じる。すると画面が暗転し、一瞬Xboxのロゴが表示された後におなじみのデモ映像が表示されHalo 2が起動した。しばらくプレイしてみたところ、違和感を感じるところは全く感じられない。グラフィックはXboxでプレイする場合との違いは感じられない。とにかく、再現性に関しては全く問題ないと言っていいだろう。
すでに、Xbox 360で動作が確認されているXbox用タイトルはXboxのWebサイトに記載されているが、まだわずか12本しかない。もちろん、今後検証が進めば、対応タイトルも増えていくはず。北米向けにはかなりの数のタイトルが動作確認リストに記載されているため、12本しかないのか、と悲観する必要はまずないだろう。
なお、Xbox 360本体にも1本だけゲームがインストールされている。それは、「Xbox Live Arcade」に登録されている「Hexic HD」だ。北米版Xbox 360だけでなく日本版Xbox 360にもきちんとインストールされていた。Xbox Live Arcadeの「マイArcadeゲーム」として登録されており、いつでもプレイ可能となっている。
Hexicは、テトリスでおなじみのアレクセイ・パジトノフ氏が製作したパズルゲームで、MSNメッセンジャー(6.1以降)でプレイできることでもおなじみ。Xbox 360用のソフトが手元に1本もない以上、現時点では、このHexic HDのみが実際にプレイできるXbox 360用ソフトとなっている。もちろんグラフィックはHDクオリティ(720p)での表示に対応。パズルゲームなのでXbox 360のグラフィック能力を確認するには不向きだが、クオリティの片鱗は認識できる。ゲーム自体は、テトリス同様かなりはまる要素を備えた楽しいゲームなので、Xbox 360を購入したらぜひともプレイしてみてもらいたい。
さて、Xbox 360ではゲームを楽しむだけではなく、DVDビデオを再生したり、PCと接続して動画や音楽、静止画などのマルチメディアファイルを再生・表示するといったマルチメディア関連機能も搭載されている。さらに、USBに接続したポータブルMP3プレーヤーなどの周辺機器との連携も可能だ。そこで次回は、Xbox 360のマルチメディア関連機能の詳細や、USB周辺機器との連携についてチェックすることにしよう。
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