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ファイナルに向けて――「サクラ大戦 新春歌謡ショウ『跳んでる花組♪』」公開舞台稽古(1/2 ページ)

本日、2006年1月4日に開幕する毎年恒例の新春公演「サクラ大戦 新春歌謡ショウ『跳んでる花組♪』」の公開舞台稽古が行われた。今回は歌謡ショウ初の続編、神崎すみれが大喜利初参加と、初物づくしの内容となっている。

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 本日、2006年1月4日に開幕する恒例の新春公演「サクラ大戦 新春歌謡ショウ『跳んでる花組♪』」の公開舞台稽古が行われた。今回の1部は歌謡ショウとしては初、「サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ『新・青い鳥』」の続きものとなっており、2部は神崎すみれが初参加の「大喜利」と正月らしく初物づくしの内容となっている。

 なぜ今回の歌謡ショウが続編になったかというと、作・総合プロデューサーの広井王子氏いわく「嘉島さん(根来幻夜齋役)が正月はあいていると言うので、それなら幻夜齋が復活したほうが面白いかも」と考えたのがきっかけだったという。

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作・総合プロデューサーの広井王子氏

 広井氏は「歌謡ショウも10年目を迎えることになりました」と切り出す。「この10年は“失われた10年”と言われていますが、その間に『サクラ大戦』は本当に良く頑張って、大輪の花を咲かせました。来年で歌謡ショウは終わりますが、それはひとつの役目を果たしたからだと思っています」と、2006年夏に行われるスーパー歌謡ショウが最後になるということを改めて説明。

 また、新春歌謡ショウについては、「(ファイナル公演へ向けての)大事な入り口が新春歌謡ショウ。もうずっと長いことやってきているので、台本を渡すだけでみんなが理解してくれて、“さぁやろう!”という感じになる。僕自身が笑いながら見ていたので、楽しい歌謡ショウになると思います」とコメントしてくれた。

 続いて、演出の茅野イサム氏は「(演出を担当するようになって)3回目の新春歌謡ショウです。これまで1部は軽いお芝居が中心でしたが、ファイナル、さらには夏の続編ということで、殺陣もたくさんある本格的なものとなっています」とその内容を語る。また、2部は「大喜利」となっているが、こちらの見どころとしては「すみれ(富沢さん)の初参加」を挙げてくれた。

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演出を担当する茅野イサム氏

 2人のコメントからは、ファイナル公演に向けて、出演者一同が気合いを入れてけいこに励んでいる様子をうかがうことができた。1部は続編とは言え「あれはあれで完結してます」(広井氏)とのことなので、「サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ『新・青い鳥』」を見ていなければ楽しめないということはない。が、心の底から楽しみたいのであれば、DVDなどで内容を確認してから行くことをお勧めする。

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公開稽古では、1幕1話のアレンジバージョンを見ることができた
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陶山さん(大神一郎役)は、夏の公演で苦労した殺陣について、「大変だったということをすべて忘れて、いちから立ち向かうだけです」とコメントしていたが、広井氏が「進化していますよ。1回体に染みついたものは、なかなか抜けないものですから」と語っていたように、とてもこの1日で身につけたと思えない立ち回りを披露
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累央さん(川岡刑事役)が突然服を脱ぎ出すシーンも! とは言え、これは公開稽古ならではの(累央さんによる)演出。本番では脱ぐことはないので、安心(残念?)してもらいたい
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最後はおなじみの「ゲキテイ!」が披露され、公開稽古は終了となった
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