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トップ10

次世代の幕は開けた……のか!?

Xbox 360の発売週ということもあり、Xbox 360関連の記事7本がトップ10にランクインする結果となりました。これだけ高い注目度だけに、すばらしいスタートダッシュをきったかと思いきや……。

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 ご覧の通り、今回のトップ10はXbox 360一色と相成りました。中でも「Xbox 360徹底解剖!」シリーズはトップ3を独占。その注目度の高さがうかがえます。

 発売日には編集部も散り散りとなって、各イベントの取材へと行ってきました。私は前夜祭イベント「Xbox Live オフ会@Xbox 360 LOUNGE」へと赴いたのですが、やはり現行機を所持しているユーザーだけあり、その熱気はかなりのもの。開場時間は午後9時でしたが、30分前にはすでにかなりのユーザーが集結していました。

 さて、発売からすでに4日がたち、販売状況なども明らかになってきました。数字だけ見ると、Xboxよりも穏やかなスタートとなっているようです。その理由として幾つか考えられるものがあります。

 まずは何と言っても、「デッド オア アライブ4」が延期になってしまったこと。Xboxが登場した際には「デッド オア アライブ3」が、初週で10万本近い販売本数を誇っていただけに、人気シリーズ最新作の延期が、そのままダイレクトに影響してしまったと見ることができます。

 さらに言えば、やはりロンチタイトルの少なさも挙げられます。Xboxの時は12タイトルでしたが、Xbox 360では6タイトル。“タイトルを厳選してリリースした”と捉えることもできますが、それでも購入するユーザーの立場から見れば、選択肢が限られてしまっていたということになるのでしょう。

Xboxのロンチタイトル

 幻魔 鬼武者
 信長の野望 嵐世紀
 ESPN winter XGames Snowboarding2002
 エアフォースデルタII
 サイレントヒル2 最後の詩
 ハイパースポーツ2002WINTER
 JSRF ジェット セット ラジオ フューチャー
 デッド オア アライブ3
 ダブル・スティール
 天空 -Tenku- Freestyle SnowBoarding
 プロジェクトゴッサム ワールドストリートレーサー
 ねずみくす

Xbox 360のロンチタイトル

 エブリパーティ
 パーフェクトダーク ゼロ
 FIFA 06ロード・トゥ・FIFAワールドカップ
 RIDGE RACER 6
 ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド
 テトリス ザ・グランドマスターエース

 ただ、プラスの面でXboxの時とは明らかに違う点もあります。それは多くの日本メーカーが具体的にリリースタイトルを表明していること。そして、坂口博信氏(ミストウォーカー)の「ブルードラゴン」や「ロストデッセイ」、水口哲也氏(キューエンタテインメント)の「ナインティナイン・ナイツ」など、著名クリエイターによるXbox 360専用タイトルが控えていることです。

 Xbox 360は、プレイステーション 3やレヴォリューション(仮)といった、ほかの次世代機よりもかなり早いスタートを切りました。両者が発売するまでに、定期的なソフトの供給体勢を整える。Xbox時代からのユーザーはもちろん、Xbox 360に期待して購入したユーザーのためにも、今後のさらなる奮起を期待したいところです。

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