ディープインパクトの果たせなかった夢、アナタに託します:「ギャロップレーサー8 ライヴホースレーシング」レビュー(2/4 ページ)
ジョッキーレースゲームの草分け的存在、テクモの「ギャロップレーサー」シリーズ。8作目となる今回は「テーマパーク」をキーワードにモデルチェンジ。あのディープインパクトももちろん登場する。
コレクション要素豊富でやり込み度UP
すべての基本となる、レースでの馬の操作はこれまでとほぼ変わっていない。馬のテンションに気をつけながら、道中はスピードを調整し、勝負どころで手綱をしごき、直線でムチを入れる。
馬にはそれぞれ「四角先頭」、「大まくり」、「かかり癖」、「大外一気」、「一瞬の切れ」といったアビリティがあり、レース中、この発動を狙う(悪い癖なら発動させない)のが勝利への近道だ。馬の能力は細かく数値化されているので、レース前には乗り馬のデータを見て、どう騎乗するか作戦を立てる。アクションと戦略性のバランスはちょうどいい。
GR8では、「テーマパーク」と称してルールや切り口の異なった5つのモードを楽しむことができる。騎手となって一年一年をじっくり積み重ねていく前作に比べて、面白さが詰め合わせ状態になっていて、お得感が強い。飽きたらほかのモードに移ってもいいし、短い時間しかなくてもサクッと遊べる。初心者にも入りやすい敷居の低さだ。
また、今回はコレクション要素も充実している。たとえばレースで圧勝するともらえる「レースカード」や「ホースフィギュア」はなんと約600種類! レースで勝って獲得したお金を使い、ガチャポンを引いて集めることもできる。ほかにもスタンプラリーや、プレーヤーの称号制度もあって、やり込み度は十分だ。これまでのシリーズ以上に長く遊べるのではないだろうか。では、GR8で新設された、テーマパークにある5つのモードを詳しく見ていこう。
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