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ランバ・ラル曰く「この風、この肌触りこそ雀荘よ」「機動劇団はろ一座 ガンダム麻雀DS 親父にもアガられたことなにのに!」レビュー(2/3 ページ)

麻雀ゲームは数多くあるが、中でもキャラクターをたてたシリーズというのは、市場でも一定の人気を得ている。そんなタイトルの中から今回は、バンダイから発売されるガンダム麻雀をピックアップしてみよう。

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 また、特定の相手から和がりをもぎ取ると、めぐりあい劇場なるものをゲットできる。これは、登場キャラたちがドタバタ漫才を繰り広げる寸劇で、当然ながらパロディ詰まりまくりの内容になっているのだ。話数は全部で40もあるので、集めるのはかなり大変。しかし、だからこそ面白いし、見られたときの楽しさも倍増するというもの。フィギュアやめぐりあい劇場などは、メニューのコレクションからいつでも見ることができるので、あれこれ手を尽くして集めよう。


めぐりあい劇場でも、キャラたちの漫才を眺められる。原作通りの性格を演じていないキャラもいるので、詳しい人ほど笑える

コレクションでは、これまでに集めたフィギュアやめぐりあい劇場だけでなく、シナリオ回想もできる

 対局が終了すると、全員がベットしたフィギュアの中から、順位に見合った数だけゲットできる。ただし、2位以下ではもらえる数が極端に少なくなるため、自分がベットしたフィギュアすら回収できないことも。しかも、1位を取らない限り次の話には進めないので、何としてもトップを獲得したいもの。ここでも、トップを連続3階獲るとレアフィギュアゲット! のようなことがあるので、油断は禁物だ。


対局終了後、フィギュア回収画面に入る。ここで、順位に見合った数のフィギュアをゲットできるのだ

 こんな時に役立つのが、各キャラごとに固有に割り当てられた「至言ワザ」と呼ばれる必殺技。例えばアムロなら「ごめんよ、ボクにはまだ…」「ボクが一番…」の2つの至言ワザを持っている。前者は手持ちの牌を6枚まで交換でき、後者が手牌2枚をドラに変えられるのだ。至言ワザを使うには、牌をツモる→切るを繰り返し、技ゲージをいっぱいにすればいいだけ。その後、Yボタンを押すと技が選択できるので、どちらかを選ぶと実行される。ただし、状況によっては至言ワザを失敗する可能性もあり、その時は技ゲージを消費しただけという、悲しい結果に終わってしまうことも。


技を使うときに、どちらかを選択するようになっている。

技ゲージがいっぱいになると、MAXと表示されるので一目でわかる

技が失敗したときの虚しさといったら……。状況をよく見極めてから使いたい

 至言ワザを使い成功すると、画面が切り替わり派手なエフェクトとともに技名が表示されるのだが、ここもぬかりなく作られている。アムロの「ごめんよ、ボクにはまだ……」ならば、切り替わった画面で「ごめんよ、ボクにはまだ替えれる牌があるんだ」と出るのだから、これはもう笑うしかない。ちなみに、シャアならば「見えるぞ! 私にもツモが見える!」というセリフとともに至言ワザを発動するので、こちらも爆笑ものだ。このようなパロディのセリフを生み出したセンスには、本当に感心するしかない。ある意味、ものすごく切れている人が作ったのだろうと、正直感心してしまった。


“帰れる”が“替えれる”に変わっているだけで、ずいぶんと印象が違う。ちなみに、ら抜きセリフになっているのはご愛敬?

ツモが見えるのはニュータイプの証? とはいえ、ツモ山を操作できないので、成功しても歯がゆい思いをする

 なお、各話ごとに対局条件は異なるので、最初にしっかりと目を通しておかないと、喰いタンアトヅケなしルールにもかかわらず鳴いてしまい、和がりを逃した、なんてことにもなりかねない。ルールは特定の時以外は、スタートボタンを押すと見られるので、必ずチェックしておこう。


ルールは対局中でも見られるので、必ず確認しておきたい。東風戦か半荘か、裏ドラはあるのかなど、それだけで戦い方も変わってくる

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