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ソニーブースでプレイステーション 3をはじめ本格的なゲーム機の展示が行われる2006 International CES(1/2 ページ)

これまでCESではゲーム機の展示をほとんど行っていなかったソニーが、今年はプレイステーションシリーズの展示コーナーを設け、プレイステーション 3のデモ映像を流したりPSPなどの試遊機を用意するなどして精力的なアピールを行っていた。

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 過去のCESでは、ソニーブースは映像機器やポータブルオーディオ機器、パソコンなど、ソニーの主力製品である家電製品の展示が中心で、プレイステーションシリーズのゲーム機が展示されることはほとんどなかった。あったとしても、申し訳程度に本体を展示しているだけで、E3や東京ゲームショウなどのように試遊機を用意して来場者にゲームをプレイさせるということはまったくなかった。しかし、今年のCESでのソニーブースは、今年プレイステーション 3の発売が控えていることもあってか、プレイステーションシリーズを展示するコーナーが設けられ、しかもプレイステーション 2やPSPのゲームソフトをプレイできる試遊機まで用意されていた。

 展示の目玉となるのは、やはりプレイステーション 3だ。東京ゲームショウなどでも展示されていた本体のモックアップを展示するとともに、プレイステーション 3向けとして開発されているゲームタイトルのデモ映像を流すなどして、積極的なアピールを行っていた。流されていたデモ映像は、東京ゲームショウのSCEIブースで流されていたものと同じであったが、CESに来場しているのはゲーム関係者以外がほとんどということもあってか、スクリーン前は常に多数の来場者で埋め尽くされ、歩行すらままならないほどであった。

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ソニーブースに展示されていた、プレイステーション 3のモックアップ。過去に展示されていたものと形状に変更はないようだが、「Conceptual Design」(コンセプトデザイン)とある

 また、デモスクリーンの隣では、プレイステーション 3を利用したBlu-ray Diskの再生デモが行われていた。これは、プレイステーション 3の実機を利用した再生というわけではなく、おそらくCELLプロセッサを搭載した開発機材を利用した再生であると思われる。それでも、CELLプロセッサを利用して完全なソフトウェアデコードで再生が行われ、映像信号も1080Pで出力されているそうだ。映像を見てもたつきを感じるようなことは一切なく、フルHDの映像がしっかり再生されていた。これなら、プレイステーション 2のときと同じように、Blu-ray Diskの牽引役として十分活躍できるという印象を受けた。

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プレイステーション 3向けタイトルのデモ映像には、大勢の来場者が足を止めて見入っていた。内容は東京ゲームショウで流れていたものと同じであったが、それでもやはりその映像クオリティにはため息が出るほどだ
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プレイステーション 3を利用したBlu-ray Diskの再生デモ。1080Pの映像信号で、非常にクオリティの高い映像が再生されていた
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映像の再生は、CELLプロセッサを搭載する開発機材を利用していると思われるが、全てソフトウェアデコードによる再生ながら、映像は非常になめらかに映し出されていた

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