「ACE-ZERO」では弾薬に制限が。うまく「補給」を行うのも“エース”である(1/3 ページ)
2006年3月23日に発売を予定している、プレイステーション 2用ソフト「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」。今回は、弾薬や燃料の「補給」システムを始め、ベルカ公国内の軍事地域や各部隊の敵エースたちなどを紹介する。
2006年3月23日に発売を予定している、プレイステーション 2用ソフト「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」(以下、「ACE-ZERO」)。本作は、前作「ACE5 ジ・アンサング・ウォー」のオープニングで語られた15年前の戦争、「ベルカ戦争」を舞台に、プレーヤーはウスティオ傭兵部隊のひとり、TACネーム「サイファー」となり、敵であるベルカ公国の部隊と戦っていくフライトシミュレーションである。
今回は、「AC04 シャッタードスカイ」において、プレーヤーごとの自由な攻略を実現するために導入されていた「補給」システムが、本作の長期戦役ミッションにて採用されたことが明らかになったのでお伝えする。
広域に布陣した敵の大部隊を駆逐していくのが長期戦役ミッションとなるが、普通に戦っていると、当然のように通常ミサイルや、特殊兵装の弾薬が足りなくなる。そのため本作では、弾薬の補給や兵装の変更が可能になっているのだ。
ただ、補給ができるからと言って、何も考えずにプレイするのはお勧めしない。せっかく大部隊が相手なのだから、どの方面の部隊から駆逐するか? 空と地上、どちらの敵から叩くか? どの段階で補給に戻るか? など、しっかりと独自の戦略を持って、ミッションにのぞんでいただければと思う。
また本作においても、給油シーンは綿密に再現されている。給油は、タンカー(空中給油機)を利用した「空中給油」にて行うことになるのだが、ここでは主に空軍が採用している、ストローのような燃料ホースを給油口に差し込んで給油する「フライングブーム方式」と、主に海軍が採用している、ホースの先端の漏斗状になった部分に、給油する機体側が給油口を差し込んで給油する「プローブアンドドローグ方式」の2種類から選ぶことができるという。
このほか、「ACE5」にも導入されていたシステム「インタラクティブ・デモ」が、本作にも引き続き継承されたことが明らかになっている。「インタラクティブ・デモ」では、プレーヤーの周囲で巻き起こるさまざまなイベントを、右スティックの視線操作を行うことで、より臨場感あふれるものとして体験できるようになっているとのことだ。
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