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ドラクエ祝成人。クラシックコンサートに大人の魅力感じました(1/2 ページ)
1月28日、東京芸術劇場にて「交響組曲『ドラゴンクエストVIII』新春公演」が開催された。20周年を迎える「ドラクエ」への期待感を表すように、多くのファンが訪れた。
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1月28日、東京・池袋、東京芸術劇場にて「交響組曲『ドラゴンクエストVIII』新春公演」が行われた。2005年8月に行なわれたコンサートチケットは発売当日に完売。前回来場できなかった人が大勢いたこともあり、今回は半ば追加公演という形だという。2006年でドラゴンクエスト誕生20周年を迎え、さらに力の入ったコンサートとなった。
指揮・司会を務める、すぎやまこういち氏が公演前インタビューに応じてくれた。毎度のことながらすぎやま氏は話がうまい。今回はサプライズを用意していると言って、まず聞き手の興味を誘う。もちろん取材陣には「これまで強い要望があったけれども、編成の都合上出番がなかったピアノを、一番盛り上がるエンディングに入れている」とこっそりと教えてくれた。2部で予定しているMCの話題に及ぶと、取材陣全員から「ほぉ〜」という驚きと感嘆の声が漏れる場面もあった。「2部で『のだめカンタービレ』の話をしようと思う」(同氏)。
のだめカンタービレとはクラシック音楽を題材とした少女コミック。同作品の効果で、クラシックおよびオーケストラ界は盛り上がりを見せている。それにしてもすぎやま氏が少女コミックにまで精通していたとは、意外性がありとても興味深い話だ。
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