地獄に咲く花。物語の鍵を握る2人の女性の存在が明らかに――「DEAD RISING」(2/2 ページ)
ジャーナリストのフランクとなり、大量のゾンビが徘徊する街を生き抜くXbox 360用ソフト「DEAD RISING」。今回は物語の鍵を握るであろう2人の女性の存在や、時間の概念などの要素が明らかになった。
現実同様に時間も流れる
イザベラとジェシー、事件の真相の鍵を握る2人も大いに気になるところではあるが、最初にも述べたように、事件の真相に迫るスクープを入手することと同じくらいに重要なのが、迎えのヘリコプターが到着するまでの72時間を生き延びることだ。
72時間、つまり3日だが、本作の世界では現実世界の時間と同様に朝・昼・夜が存在し、時間の流れはその景色にも如実にあらわれる(※ゲーム内の時間は現実世界の時間より早く流れる)。しかも、変化するのは景色だけではなく、ウィラメッテの街にいるゾンビの群集は、夜の訪れとともに活性化し、凶暴性を増すという。
事件の真相に迫るべく昼夜を問わず移動を続けるか、それとも生き延びるために夜は行動せずに隠れるか、流れ続ける限られた時間をどのように使うかはプレーヤーの自由だ。
生存者と言えど油断はできない
フランクの拠点となるショッピングモールには、ゾンビの出現により混乱している人々が大勢取り残されている。無力にも物陰に逃げ込んでいる者、負傷して動けなくなっている者と、大半は徘徊するゾンビにおびえる無力な人々ではあるが、中には武装し、バリケードを張り、ゾンビと応戦している生存者グループもいるという。また、前回の記事でも少し触れているように、この混乱に便乗し凶行を行っている者もいる。
彼らに手を出す、出さないを決めるのもまたプレーヤーの裁量ひとつだ。可能な限り生存者を救い出すのが優しさか? 狂気に陥った者に制裁を加えるのが優しさなのか? 生存者を救えば、事件の真相に近づく手掛かりが得られることもあるかもしれないし、自らが生き延びるためならば、生存者をゾンビに差し出しそのすきに逃げるなど、止むを得ない状況もあるかもしれない。何度も言うが、ゲーム中に起こるすべての出来事に対して、どのような判断を下すかは、すべてプレーヤーに委ねられているのである。
なお、助け出した生存者の中には、その時は人間であったとしても、時間の経過とともにゾンビ化する者もいるという。見た目だけでは感染しているかどうか分からないだけに、救出の際には難しい選択を迫られることになりそうだ。
危険を乗り越え、行動をともにしてきた生存者がゾンビと化したとき……
あなたはどのような判断を下すのだろうか?
DEAD RISING | |
対応機種 | Xbox 360 |
メーカー | カプコン |
ジャンル | サバイバルアクション |
発売日 | 未定 |
価格 | 未定 |
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