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トライエース、Xbox 360で新作RPGの開発を表明――「機動戦士ガンダム(仮)」実機映像も公開Xbox 360メディアブリーフィング(2/3 ページ)

本日、「Xbox 360メディアブリーフィング」が開催された。新しくXbox事業本部長に就任した泉水氏を始め、バンダイナムコゲームスの鵜之澤氏やミストウォーカーの坂口氏など、数多くのゲストが登壇し、新作の発表や開発中のタイトルの進捗状況などが語られた。

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photo バンダイナムコゲームス代表取締役副社長 兼 コンテンツ制作本部長 鵜之澤伸氏

 Xbox Live Arcadeの参入メーカーが発表されたところで、「パックマン」の音楽とともにバンダイナムコゲームス代表取締役副社長 兼 コンテンツ制作本部長の鵜之澤伸氏が登場。鵜之澤氏からはまず、Xbox Live Arcadeに「パックマン」と「ギャラガ」を提供することが明らかにされた。

 「クオリティも当時のアーケードのままですし、音の出るタイミングやちょっとした動きなども忠実に再現しています。ワールドワイドで自分の腕に自信のある人たちが戦う場にしたい」と語る鵜之澤氏は、「こんなことを言うのも何ですが……」と前置きしたうえで、「アメリカでは結構ダウンロードが盛んに行われていて、お金になりそうな感じもしています。バンダイナムコゲームスとして専用コンテンツを用意することも考えたい」と語るなど、新たな市場への意欲を見せていた。なお、こちらのサービスインの詳細については後日発表されるとのこと。

photophoto パックマン
photophoto ギャラガ

 鵜之澤氏の話が一区切りしたところで、隣にいた泉水氏が「実はバンダイナムコゲームスさんとは、一緒に取り組んでいる大きなプロジェクトがあるんです」と切り出す。続けて、「マイクロソフトは日本アニメの根強い人気と、アニメを題材としたゲームのシェアが拡大していることに以前から注目していました。ただ、既存のアニメを単にゲーム化して発売することはしたくなかった。やりたいのはハイビジョン、オンライン、ダウンロードといった、Xbox 360の特徴を最大限に活用するもの。本当の意味でのアニメとゲームのコラボレーションなんです」とコメントした。

 これはつまり、マイクロソフトがアニメとゲームのコラボレーションを行ううえで、メディアミックス展開には定評のあるバンダイナムコゲームスに話を持ちかけたということだ。話を持ち込んだ2年ほど前は、鵜之澤氏もちょうどハイビジョンに対応したアニメの立ちあげを考えていたそうで、話はとんとん拍子に進み「プロジェクトゼーガ」がスタートしたという。

 プロジェクトゼーガは、TVアニメ「ゼーガペイン」とXbox 360用3Dアクションシューティング「ゼーガペイン XOR」の2つを軸にしたメディアミックスプロジェクトだ。ゼーガペイン XORをマイクロソフトとバンダイナムコゲームスが、TVアニメ「ゼーガペイン」をサンライズとバンダイビジュアル、バンダイがそれぞれ担当。ゲームの発売は2006年夏を予定しているが、アニメは本日よりテレビ東京系6局にて放映が開始されている。

photophotophoto TVアニメ「ゼーガペイン」スクリーンショット
photophotophoto Xbox 360用3Dアクションシューティング「ゼーガペイン XOR」スクリーンショット

 鵜之澤氏はこのほかにも、「去年の同じような場に出てきた時に“宿題を忘れた”と言いました。何かと言うとXbox 360のガンダムです」として、Xbox 360用ソフト「機動戦士ガンダム(仮)」の実機映像を公開。しっかりと宿題は進んでいることを示してくれた。また、「カルドセプト」シリーズの最新作として「カルドセプト サーガ」の開発を進めていることも明らかにされた。

photophotophoto 「機動戦士ガンダム(仮)」スクリーンショット
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ・テレビ東京/(C)2006 NBGI

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