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「アラド戦記」お披露目記者発表会――クローズドβテスター募集(1/3 ページ)

NHN Japanは本日、6月正式サービス開始予定の2D横スクロール型アクションRPG「アラド戦記」を公開。本作で“ミドルクラス”の獲得を狙う発表した。それに伴い、4月26日からクローズドβテストを行うため、そのβテスターを募集する。

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 NHN Japanは、同社の運営するインターネットゲームポータルサイト「Hangame」(ハンゲーム)においてサービス予定の新タイトル「アラド戦記」を本日4月14日に披露した。本作は2D横スクロールタイプのアクションRPGで、4月26日からクローズドβテストを開始し、6月末にサービス開始。プレイ料金は無料、アイテム課金。夏以降は大型アップデートや有料アイテムの追加などが予定されている。それに伴いITmedia +D Gamesでは、本作のクローズドβテスター枠を300人用意した。奮って応募していただきたい。


「アラド戦記」クローズドテスター募集

募集枠:300名

募集期間:2006年4月14日(金)〜4月20日(木)


応募はこちらの応募フォームに従って行ってください


応募条件:「アラド戦記」がプレイできるPC環境をお持ちの方
テスト期間中にゲーム中の不具合のご報告や、ゲームに関するご意見・ご要望を提出していただける方
※応募には「ハンゲーム」へのユーザー登録が必要
当選発表は、NHN Japanより当選者にハンゲーム内ミニメールにて通知する


ファミコンに育てられた世代によるタイトル

左からネオプルCEOの許民氏、NHN Japan代表取締役社長の千良鉉氏、サムスン電子常務の權康鉉氏

 韓国のゲーム開発会社であるネオプルが開発したスタイリッシュアクションRPG「Dungeon & Fighter」(アラド戦記の韓国でのタイトル名)を、全世界配信権を保有するネオプルとサムスン電子より、NHN Japanが日本国内の独占供給権を取得。「アラド戦記」と名を変え、日本でサービス提供を行うという記者会見は、NHN Japan代表取締役社長の千 良鉉氏の挨拶から始まった。

 韓国で250万人の登録会員数を誇る本作は、昨年の2005年10月25日にサービスを開始(課金開始)して以来、常時同時接続者数5万人を維持する人気アクションオンラインゲームに成長してきている。NHN Japanの千氏は、今回の日本でのサービス展開を歓迎し、ユーザーの声に耳を傾け、日本独自のサービスをしていきたいと語る。昨今、国内のオンラインゲームは1千億円市場にまで拡大してきていると千氏。「ハンゲームは会員数を1600万まで伸ばしている。ゲームとコミュニティーを融合したポータルサイトとしてこれまでは運営してきたが、今年はさらにゲームコンテンツの充実を図り、インターネット上のエンターテインメントパークを目指す」と、本作がその第1弾のアトラクションパブリッシングタイトルとなるだろうと表明した。

 続いて、韓国での運営元であるサムスン電子から常務・權 康鉉氏が登壇。韓国では1日のユーザー数が20万人を越える人気タイトルに育っていることを前置きし、日本での提供の成功を祈願する。従来のオンラインゲームとは異なり、痛快な攻撃性と絶妙なゲームシステムを持っており、オンラインゲームの新たな可能性を引き出した作品として、他社と比べてもひけを取らないものとなっていると誇る。10代だけでなく、20代〜30代のユーザーからも絶大な支持を韓国では集めており、従来の投資中心のビジネスモデルからさらに発展した、新たなオンラインゲーム経営のノウハウとなりえると発言。本作がその成功事例となることを信じていると語った。

 また、本作の開発を担当したネオプルからはCEOの許 民氏はファミコンを掲げて、「幼少の頃、父親からプレゼントされたこのファミコンが自分の人生を変えた。このゲーム機を通じて数々の名作『スーパーマリオ』や『グラディウス』、『ドラゴンボール』など、忘れられない思い出を持つことができました。これらをプレイし育って私はいつの間にか大人となり、こうして日本のこのような場で発表できることは光栄であり感動している」と、来賓の挨拶に立つ。オンラインゲームとしては珍しい横スクロールタイプのアクションRPGである本作は、「ダブルドラゴン」や「ファイナルファイト」など横スクロール型アクションは敵の攻撃を受けながら相手をやっつけるというゲーム操作性を可能にしなくてはならなかったと言う。そのアクション性を重視し、さらにRPGの要素やオンラインゲームならではのユーザー各自が自分だけの個性を見いだせるアバターシステムを導入したことが人気の秘訣であると許氏は自国での現状を報告した。本作に登場する鬼剣士はサムライのイメージであり、ダンジョン名にも日本語を表記するなど、すでに企画段階から日本での展開を視野にいれていたと明かす。数々の日本産ゲームをプレイし育った許氏は、日本でもいい反応が得られるだろうと成功を祈願した。

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