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Wiiのマリオは銀河を駆け巡る――「SUPER MARIO GALAXY」E3 2006「Wii27番勝負」(その3)

先日のメディアブリーフィングで発表された数々のWii新規タイトルの中に颯爽と登場した「SUPER MARIO GALAXY」(仮称)は、文字通り「SUPER MARIO」シリーズの最新作だ。Wiiという新世代のハードを得たマリオが、いかなる変化を遂げたのか、この目とこの手で確かめてきた。

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マリオ人気は健在! なかなかプレイに漕ぎ着けない……

 任天堂ブースはとにかく人、人、人の山。その模様についてはこちらをご覧いただくとして、それにしても人が多すぎる。1時間40分ほどの苦難の時間を乗り越え、ようやく手にしたWiiリモコンとヌンチャクは、質のよい光沢でテカテカと筆者を迎えてくれた。そして画面を見やれば、お馴染みのあのラテン系ヒゲ男、マリオの勇姿と「ヒャッホー」という能天気な声が……。その瞬間、待ちの苦痛は報われ、筆者はマリオとともに宇宙の旅に出かけたのだった。

約1時間待ち、と書かれた看板。ずいぶんと並んで待った挙げ句、この看板を見て思わずうなだれてしまった。しかし、この先にはマリオやゼルダが待っている! 引き返すわけにはいかなかった
もっとも試遊台が多かったのが「The Legend of ZELDA Twilight Princess」。その次に多くの試遊台を配した本作であったが、それでも長蛇の列は絶えることがなかった

今までの3Dマリオを踏襲しているが、もちろん新要素あり

 Wiiリモコンを握りしめ、いざプレイ! 今回の試遊台で遊べる「SUPER MARIO GALAXY」(仮称)は10分限定版だ。10分間、目いっぱい楽しもうと気持ち前のめりでプレイしてみた。

最初は、いかにもマリオの世界らしい緑あふれるステージから始まる

 ニンテンドーゲームキューブの「スーパーマリオサンシャイン」は、南国をモチーフに照りつく太陽の下で活躍するマリオを描いていたわけだが、今度の舞台はズバリ「宇宙」。だが、最初からギャラクシーな内容かと思っていたら肩透かしをくらった。スタート時は何とものどかな緑に囲まれた牧歌的な風景から始まるのだ。マリオシリーズでお馴染みな雰囲気、とでも言えばいいだろうか。ともすれば「スーパーマリオ64」の最初のステージのような、よくも悪くも「いつもの風景」に囲まれ、「いつものキノピオ」がマリオにメッセージを投げかける。


惑星間の移動でWiiリモコンの新機能が活躍した

 最初は操作方法の確認だ。基本はヌンチャク側のスティックでマリオが移動、Wiiリモコン側のAボタンでジャンプ。たいていのことはこれだけで切り抜けられる。しかし、そんな単純な操作だけで終わる新世代のマリオではない。ちゃんとWiiの機能を活かした操作が盛り込まれている。

 まずWiiリモコンを手元でくるるっと回すとマリオがスピンアタックをする。また、要所要所でWiiリモコンで画面上のターゲットをとらえてBボタンを押すことでマリオが特殊な移動をする局面もあった。


小惑星を自由に駆け回ることができた。ただ走っているだけでも楽しい、というのはさすがの任天堂クオリティだ

 プレイをしていくと、緑多きステージから地続きで惑星に囲まれた宇宙のステージに向かうことになる。心地よい銀河の中をふわふわと浮遊している感覚がうまく表現されていた。小さな惑星をぐるりと回ったり、かなり斜めに傾斜した地面を微妙なスティックさばきで移動したりするさまは、今までの3Dマリオのなめらかな動きを正統進化させたような操作感覚だ。カメラワークも秀逸で、普通にプレイしていてぐるぐると好き勝手に動いてもカメラ位置で困るということがなかった。


こちらがそのボスキャラであろう巨大ロボット。攻略法に気付くまでは、ただひたすらに逃げていた

 宮本氏の手が入っているという刻印を感じつつプレイをしていると、マリオの前にどうやらボスキャラが現れたようだ。大きな体でマリオを狙うロボットが突如襲来! 最初はどうすれば倒せるのか分からなかったが、ロボットが攻撃を仕掛けてきたときに、その腕からのぼれることに気付いたら、割とあっさりとクリア。そこでプレイは終了した。


 斬新な要素はあったものの、あくまでも今までの3Dマリオの延長線上にある、という印象だった「SUPER MARIO GALAXY」(仮称)。「スーパーマリオ」シリーズの最新作といえば、ぜひともWiiロンチタイトルとして出てほしい、というファンの熱い期待もあるだろうが、現時点ではロンチタイトルとしての予定はあがってきていない。宮本氏が、本体発売から半年以内には出るでしょう、と発言をしているので、期待して待つことにしよう。


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