雰囲気はおとなしめだが中身はアツいぞ!――セガブースリポート:E3 2006「セガブース」(1/2 ページ)
プレイステーション 3、Wiiと立て続けに次世代機向け対応ソフトの投入を発表したセガ。セガブースには、残念ながらそれら次世代機対応タイトルのプレイアブル展示はなく、周囲のブースに比べると雰囲気はおとなしめだったが、展示タイトルは質・量とも充実しており、かなり内容の濃いブースとなっていた。
任天堂ブースには、Wii向けとして投入が発表された「Sonic Wild Fire」および「Super Monkey Ball Banana Blitz」がプレイアブル展示されているが、セガブースではそのどちらも展示されておらず、残念ながら映像のみの出展となっていた。また、プレイステーション 3向けに投入が発表された「Virtua Fighter 5」も、基本的には映像出展だった。
その横にアーケード版Virtua Fighter 5が2台置かれ、自由に対戦プレイできるようになっていたが、アメリカでも対戦格闘ゲームは人気なのか、それともプレイステーション 3版がプレイアブル展示されていると勘違いしてなのか、とにかく何重にも人が取り囲み、強烈に盛り上がっていた。
同じくプレイステーション 3向けにも投入が発表された、ソニック生誕15周年記念作品「SONIC THE HEDGEHOG」は、Xbox 360版がプレイアブル展示されていた。初代に立ち戻り、これまで以上のスピードとドラマ性を融合、という触れ込みだが、実際にプレイしてみると、若干難易度が高めのように感じたが、非常にスピード感のあるプレイが楽しめた。初代ソニックの雰囲気と、それ以降のソニックのフィーチャーがうまくミックスされ、かなりいい出来に仕上がっているという印象だった。
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