「サカつく」のノウハウを生かした育成モードもあり――「ワールド フットボール クライマックス」
アクションサッカーゲームでありながら、サッカー選手育成ゲームの顔も合わせ持つPS2用ソフト「ワールド フットボール クライマックス」。発売まで残り1週間と迫った今回は、収録モードや「サカつくヨーロッパ」との連動要素などを紹介していく。
2006年6月1日に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「ワールド フットボール クライマックス」(以下、WFC)。本作は日本代表や各国代表をはじめ、ヨーロッパ6大リーグに所属する7000人以上の選手たちが実名で登場するアクションサッカーゲームである。
巧みなフェイントで相手DFをかわすオフェンス側、それを阻止するディフェンス側――試合中にたびたび起こるこうした1対1の攻防を、「1on1」としてゲーム内に導入しているのがWFCの最大の特徴だ。
“1on1としてゲーム内に導入”とはどういうことか? 本作では、特定の状況下になると、プレーヤーの意思(すなわち入力)で、1on1の状況を任意に作り出すことができるのである。この際、視点も相手マーカーとの間合いが把握しやすいダイナミックなカメラビューになり、通常時の操作よりもドリブルやフェイントのパターンが増える。これにより、さまざまなフェイントやアクションを駆使して局面の勝負を制す、という駆け引きが生まれるわけだ。
モードには、すべてのチームの中から自由にチームを選択して、1試合だけの対戦プレイを行う「EXHIBITION」、リーグ戦やカップ戦などのさまざまな大会をプレイする「COMPETITIONS」、ひとりの選手をエディット作成し、その選手を育成しつつサッカー人生を楽しむ「PLAYER MODE」、フリートレーニングやセットプレイなど、多彩なトレーニングを通じて、プレーヤーのスキルアップを図る「TRAINING」、選手やチームの各種設定をエディットすることができる「EDIT」、ゲームの設定変更、セーブデータの管理などを行う「GAME OPTIONS」の6つを用意。
中でも選手育成モードとも言えるPLAYER MODEには、人気シリーズである「プロサッカークラブをつくろう!」(以下、サカつく)のノウハウが生かされており、ひとりの選手のサッカー人生を、試合やイベントを通して体験できるなど、ボリュームたっぷりの内容となっている。
なお、本作にはもうひとつの特徴として、先に挙げたサカつくシリーズの最新作「サカつくヨーロッパ」とのデータ連動がある。これはサカつくヨーロッパで育てた選手たちを、プレーヤー自らが操作できるというもの。試合で動く選手たちを、指示を出すことができるとは言え、基本的には見るだけであったクラブの代表や監督的な立場から、実際に操る立場となることで、選手への一層の愛着がわくことは間違いないはずだ。
サカつくヨーロッパを現在プレイ中で、かつ本作を購入予定だという人は、こちらの連動も意識しながら、発売までの残り1週間を過ごしてみてはいかがだろうか。
ワールド フットボール クライマックス | |
対応機種 | プレイステーション 2 |
メーカー | セガ |
ジャンル | スポーツ(サッカー) |
発売日 | 2006年6月1日予定 |
価格 | 7140円(税込) |
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