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あなたも今年は監督気分。がんばれ僕らのサッカーチーム「カルチョビット」レビュー(2/3 ページ)

任天堂から発売されたゲームボーイアドバンスソフト「カルチョビット」は、名前の通り“ちょびっとサッカーを楽しめる”ゲーム。ただしその中身は、ちょびっとどころでないほど奥が深いのだ。

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スペシャルメニューをいかに組み立てるかがコツ

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 もらえる課題は全部で28種類。戦術系、技術系、体力強化系、心身向上系に分かれており、それぞれの課題を使うことで、選手のパラメーターが変化します。ただしこの課題は、1枚ずつ使っているだけでは選手の能力は劇的に変化しません。2枚もしくは3枚の課題を組み合わせた「スペシャルメニュー」で特訓することで、選手はいろいろな技を身につけていくわけです。

 一度見つけたスペシャルメニューは記録されるほか、現在持っている課題との組み合わせで、どのスペシャルメニューを覚えさせられるのか分かるようになっているので、効率的に選手を特訓していきましょう。スペシャルメニューも「ドリブル突破」や「友情のホットライン」といった攻撃系から、「オフサイドトラップ」、「鉄壁ディフェンス」などの守備系までその種類はさまざま。それぞれの選手の能力にあわせて特訓していくことで、チームの強化が図れるようになっています。

画像 「特訓」を選ぶと表示される課題
画像 複数の課題を使うことで特訓できる「スペシャルメニュー」。課題画面の一番左のタブか、空欄を選ぶと表示される。どの課題を組み合わせるとスペシャルメニューを実行できるのかも記録されている
画像 スペシャルメニューを行うと、選手が笑顔に

 ちなみに選手に与えられる特訓は、それぞれの選手1人につき1週間に1回だけ。ただしこれも、選手の状態を見て判断しながら特訓していきましょう。選手データ画面には、疲労による故障の危険度が黄→赤で示されるようになっています。黄色や赤の状態で特訓すると、練習中にもかかわらず故障してしまう可能性も……。その場合は無印の選手から特訓していくと、平均的にチームの実力が向上していくことでしょう。

画像画像画像 黄色や赤のシグナルがともっていると、ちょっと無理はさせられない……。しかしいずれも主力選手。さてどうするか悩むところだ

 なお、選手には「ポテンシャル」というパラメーターが存在し、その矢印が上向きなほど、それぞれの課題を使って訓練したときのパラメーターが上昇するようになっています。また、特訓をしなくても選手は練習をこなしているので、試合を経験すればするほど強くなります。疲労に気をつけ、故障の危険度を見極めながら、レギュラーとサブのメンバーをうまく入れ替えて訓練し、使いこなすことが重要でしょう。

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