義賊たるもの、現地の調査も忘れずにこなすべし──「神業−KAMIWAZA−」(1/2 ページ)
アクワイアから2006年夏に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「神業−KAMIWAZA−」。今回は主人公の海老三が盗みを行うこととなる舞台を中心に、新キャラクターやスニーキングアクションのひとつ「アテンション・コントロール」などを紹介していく。
アクワイアから2006年夏に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「神業−KAMIWAZA−」は、かつて義賊集団に所属し、難病を患った娘のため、義賊としての盗みを再開する主人公・海老三となって、多彩な盗みアクションを自由自在に使いこなしながら、“盗みの美学”を極めていくスニーキングアクションゲームだ。
今回はまず、第1報にて触れた「アテンション・コントロール」の流れを画像付きで説明していこう。アテンション・コントロールとは“周囲の人間の注意をそらしたりしぼったりする”こと。対象となる人間はもちろん、周囲の人間に盗まれたことを認識させない盗みの極意とも言えるものだ。
続いて海老三が仕事(盗み)をこなすこととなる舞台として、「零村(こぼれむら)」と「紅天通り(べにてんどおり)」の2つを紹介していく。零村は海老三が住む、長屋が中心の村。貧しい人々が集っており、建物はすべて平屋で木造だ。海老三の住む平屋は長屋の中でも、もっとも端に存在している。民箱と言われる箱が設置されており、昔からしばしば義賊が、獲物などを施しとして入れていったという。ここにはさまざまな情報を知っている長老がいる。
一方の紅天通りは、三角の中心近くに位置する通りで、取引盛んな城下町の中でも、生活水準の高い人々、とりわけ商人たちが好んで住んでいる。小物問屋に酒屋、海老三には欠かせない薬屋もここに居並ぶ。道は碁盤の目上に走っており、非常に綺麗な道が多いが、それぞれの家を所有している人々の醜い自己主張を表すために、建物のサイズや形、高さはいろいろな種類が存在する。
民をしいたげ富をむさぼる悪徳商家と噂の越黒屋の大きな屋敷もあり、海老三にとっては危険な、かつたびたび盗みを行う街となるかもしれない。盗みを行ううえで、現地の状況を把握するのは大切なことである。しっかりとチェックしていただきたい。
●零村
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