エレクトロニック・アーツは、現在米国などで発売中のPCゲーム「THE GODFATHER THE GAME」の日本語版、「ゴッドファーザー」を8月3日より発売すると発表した。価格はオープン。
ゲームの舞台は1945年から50年代のニューヨーク。第二次世界大戦後の混沌とした街に君臨する、イタリアン・マフィア「コルレオーネ・ファミリー」を描いている。
主人公はファミリーの一員として、ドンへの忠誠を誓うとともにファミリーの勢力拡大に尽力する。状況に応じてさまざまな謀略や手段を使い分け、ファミリーからの“リスペクト”を受けることになる。主人公がどれだけのリスペクトを得られるかはプレーヤーの行動次第。ファミリー内で徐々にのし上がることで、街の人々への影響力も増し、敵対ファミリーからも一目置かれる存在となる。最終的に、主人公自らがコルレオーネ・ファミリーのトップとなり、敵対ファミリーの縄張りをすべて奪い、ニューヨークの裏社会の全てを手中に収めることがこのゲームでの最高の栄誉となっている。
ゴッドファーザーの特徴
背景
映画ゴッドファーザーの舞台1945年から50年代のニューヨークを再現したマップを収録。広大なマップを構成する街路にはパン屋、肉屋、病院ほか、バーやカジノなどさまざまな施設が建ち並んでいる。
縄張り
ファミリーの縄張りを拡げるには、街の商売を実質的な支配下に置かなくてはならない。そのためには街の商売屋の店主をさまざまな脅迫や直接行動をとって屈服させ、ファミリーへの忠誠の証しとして上納金を納めさせる。
多彩な武器
店主の脅迫や敵対ファミリーとの抗争などには素手による格闘はもちろん、多彩な武器が必要となる。中には密売人から買わなければ手に入らない武器もある。また、暗殺ミッションでは必殺スタイルによってその報酬が増減。相手の倒し方にもこだわりが必要だ。
カーアクション
マフィアの行動には警察が目を光らせている。警察官に賄賂を渡して見逃してもらうことも可能だが、目に余る行動には警察から執拗に追われてしまう。一般市民が歩道を歩き、一般車が通行する中をパトカーの追跡から逃げ切らなくてはならない。
プレーヤーの成長
主人公は、ファミリーに対する貢献度が評価されると、リスペクト値(ファミリー内のランク)が上がる。このランクによって主人公の行動範囲が広がり、イベントの重要度が増していく。また縄張りを広げるために支配下の店を増やし、格闘経験を積み重ねることでスキルポイントを貯め、格闘、射撃、体力、知恵など、マフィアの頂点を目指すために不可欠な要素のレベルを高めていくことでキャラクターは成長する。
キャラクターの設定
プレーヤーキャラクターの外見を自由に作成することができる。顔つきや髪型、眉、目、鼻、耳の形からほくろ、ひげ、体格に加え、服装までも細かく設定可能となっている。
もうひとつのゴッドファーザー
映画の主要登場キャラクターや名シーンを活かしたオリジナルストーリーを収録。主要登場人物はすべてCGで完全再現され、音声も本人が担当している。主演の名優・故マーロン・ブランドはもちろんゲームキャラクターとして登場し、生前に収録した声の出演もある。またトム・ヘイゲン役をロバート・デュバル、ソニー・コルレオーネ役をジェームズ・カーンが映画同様の配役でゲーム中にも登場し、アフレコも行っているとのこと。
5大ファミリー間の抗争
主人公が属するコルレオーネ・ファミリーをはじめ、タッタリア、ストラキ、クネオ、バルジーニの5大ファミリーがニューヨークの街を5分して支配している。それぞれの縄張りを拡げるために、ファミリー間の抗争は激化する。壮絶な抗争を制し、ニューヨークに君臨するドンとなることができるか。
タイトル | ゴッドファーザー |
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ゲームジャンル | マフィアアクション |
発売日 | 2006年8月3日 |
価格 | オープン |
メディア | DVD-ROM1枚 |
対応OS | Windows 2000/XP日本語版 |
CPU | Pentium 4 2GHz以上(最低Pentium 4 1.4GHz) |
RAM | 512Mバイト(最低256Mバイト) |
HDD | 5GB以上 |
サウンド | DirectX 9.0C 互換サウンドカード |
グラフィック | ビデオRAM 64Mバイト以上 |
DVD | 2倍速以上 |
DirectX | 9.0c以降 |
周辺機器対応 | キーボード、マウス、ゲームパッド |
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