東京ゲームショウ2006閉幕。来場者は昨年増の19万2411人
9月22日より3日間にわたって開催された東京ゲームショウ2006が閉幕した。3日間の来場者は19万2411人と、昨年よりも1万6000人あまり多い来場者となった。
東京ゲームショウ2006の最終日となった9月24日にも、朝から多くの人が詰めかけ、6万7943人(うちキッズ1万637人)の来場者が訪れた。最終的に3日間トータルの来場者は19万2411人と、昨年の17万6056人よりもさらに動員数を伸ばした結果となった。
ちなみに開催3日目は、一般公開初日の9月23日に来場した8万4823人には届かず、20万人を突破することには至らなかった。しかしトータルでは昨年を上回っているうえ、一般公開初日にかなりの人が訪れたということは、次世代機であるプレイステーション 3のゲームをプレイしたいと思う人が、いかに多かったかを表しているように思われる。ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション 3関連ソフトをプレイできるコーナーは終日人が途絶えることなく訪れていた。また、マイクロソフトブースでプレイできたXbox 360ソフト「ブルードラゴン」も、開場10分後には“160分待ち”を記録するなど、プレイステーション 3にとどまらず、人気のソフトが数多く初出展されて試遊できたことも、動員増の要因となっているのだろう。
なお、2007年は2007年9月21日(金)〜9月23日(日)に幕張メッセで開催される。ただし最近東京ゲームショウと東京国際映画祭、東京国際アニメフェアといったイベントをより緊密に連携させ、「国際コンテンツカーニバル」として統合するという構想なども発表されていたり、一方では「E3が縮小するならば、求心力は東京ゲームショウが持つべき」(和田洋一コンピュータエンターテインメント協会会長)という話もあるなど、2007年の開催形態には不透明な部分もあるように見受けられる。いずれにしても、来年はどのようなタイトルがプレイできるのだろうか。また次世代機、新世代機の勢力地図はどう変わっているのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 特集:東京ゲームショウ2006
- 東京ゲームショウ2005閉幕。来場者は合計で17万6056人
- 産学官の連携でゲームの未来はどう変わるのか――「ゲーム産業戦略」記者説明会
日本のゲーム産業の国際競争力強化のため、産学官が連携して進めてきた「ゲーム産業戦略」に関する記者説明会「ゲーム産業戦略〜ゲーム産業の発展と未来像〜」が行われた。 - 東京ゲームショウ、来年より「国際コンテンツカーニバル」に統合か
一部報道機関で報じられたとおり、経済産業省の主導で、東京ゲームショウおよび東京国際映画祭、東京国際アニメフェアといったイベントを総合的にとりまとめ、「国際コンテンツカーニバル」として開催する方向であることが明らかになった。