セガのPS3タイトルをプレイしてきました――「バーチャファイター5」、「〜宮里三兄弟内蔵〜 SEGA GOLFCLUB」、「パワースマッシュ3」:東京ゲームショウ2006(1/3 ページ)
セガからリリースされる予定のプレイステーション 3用ソフト「バーチャファイター5」、「〜宮里三兄弟内蔵〜 SEGA GOLFCLUB」、「パワースマッシュ3」をプレイしてきたので、そのインプレッションをお伝えしよう。
アーケードと何ら変わらない質の高さを実現――「バーチャファイター5」
セガが満を持してアーケードでリリースし絶賛稼動中の「バーチャファイター5」が、プレイステーション 3に移植される。今回のセガブースでは多くのプレイステーション 3版「バーチャファイター5」が置かれ、実際にプレイすることができた。
試遊台にはそれぞれ「バーチャスティックハイグレード」と印字された黒いジョイスティックが2つずつ接続され、アーケード同様の操作感覚でのプレイが可能だった。この黒いジョイスティックには左上にSEGAと書かれていることから、セガオリジナルのジョイスティックであることがわかる。レバーの丸い部分とメインのボタンは鮮やかなピンク色、スタートボタンなどは黄色で上方に小さく配置されていた。
実際にさわってみると、レバーの感覚といいボタンの加減といい、そのまんまアーケードで、セガの長年の技術が詰まっていると感じた。これだけしっかり作られているのだから、当然製品化は視野に入れてあるのだろう。詳細の発表が楽しみだ。
そんなアーケードまんまのデバイスでプレイする「バーチャファイター5」は、こちらもまた、忠実にアーケードを再現していた。現在のアーケードでも群を抜いて高画質な最先端グラフィックを誇る「バーチャファイター5」が、そう遠くない未来に自宅でプレイできてしまうのだ。
筆者は持ちキャラであるウルフ・ホークフィールドを選択したのだが、挙動などにおいてアーケードから劣っているようなところはいっさい感じられなかった。肌の光沢や背景のきめ細やかさも遜色なし。プレイアブル版では残念ながらステージ3まで進んだら終了だった。時間は短かったが、ひとりのバーチャファンとしてこの完成度をうれしく思う。現時点でこれだけできているのだから、製品版の出来も期待していいだろう。
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