写真で見るプレイステーション 3――その1:本体ってこうなってました(2/2 ページ)
11月11日に発売される「プレイステーション 3」。早いもので発売まで1カ月を切ったわけだが、今回この実機に触れる機会があったので、まずは本体まわりを中心にご紹介していこう。
さて、背面に移ろう。すでに発表されているとおり、20GバイトモデルにもHDMI端子が用意されているので、背面を見た感じでは60Gバイトモデルも20Gバイトモデルも一緒だ。左からHDMI出力端子、LANコネクタ、光デジタル出力端子、AVマルチ出力端子が並び、右端にはメインスイッチとAC電源コネクタが用意されている。写真で見ると分かるように、プレイステーション 2のように二又ではなく、一般的なPCなどと同じ三又だ。
ちなみに本体に同梱されるケーブルは、プレイステーション 2と同じく3ピンのAVマルチ端子用ケーブルとなり、HDMIケーブルは同梱されないので注意しよう。もちろん、市販のHDMIケーブルであれば利用可能だ。
画面の解像度は、どのケーブルが差さっているかにより自動的に認識される。ちなみにAVマルチケーブルを利用していたが、途中から高解像度のTVを購入したのでHDMI端子につなげ直したい、といった場合には、先ほどと似たようなバージョンの「長触りリセット」をする必要がある。長触りしていったん電源を落としたあとも触り続けたままにしておくと、プレイステーション 3が自動的に再起動する。これにより、差さっている端子を再認識するようになっている。
では、最後にコントローラーまわりをご紹介していこう。すでに紹介しているとおり、正式名称は「SIXAXIS」(関連記事参照)。コントローラー上部には1〜4までのランプと、ミニBのUSBコネクタが存在する。
なお、コントローラーを認識させるためには、一度プレイステーション 3に有線でつないでから「PSボタン」を押す必要がある。認識したあとは無線での利用が可能だ。
ざっとではあるがプレイステーション 3のハードウェアまわりを紹介してきた。次回は気になる「クロスメディアバー(XMB)」のメニュー内容についてお伝えするので楽しみにしていただきたい。
関連記事
- PS3用周辺機器発売――「ワイヤレスコントローラ」、「メモリーカードアダプター」、「BDリモートコントローラ」
- 東京ゲームショウ2006:「ほら、20GBモデルもHDMI端子ついてます」PS3専用コントローラの正式名称も!?――PS3関連の小ネタあれこれ
東京ゲームショウの主役がゲームタイトルなのはわかっちゃいるけれど、SCEブース周辺をよく見るとPS3のいろんな小ネタがありました。そんな拾いモノをまとめてご紹介。 - 東京ゲームショウ2006:これまでより、これからの10年のほうが刺激的――久夛良木氏基調講演
東京ゲームショウ2006の基調講演にソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼グループCEOの久夛良木健氏が登場。プレイステーション 3で実現されるネットワークコンピューティングについて語った。 - プレイステーション 3 20GBモデルにもHDMIを搭載。5万円を切る価格で発売――久夛良木氏
9月22日から開催されている東京ゲームショウ2006の基調講演終了後のトークセッションで、ソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼グループCEOの久夛良木健氏は、プレイステーション 3 20GバイトモデルにもHDMIを搭載することを発表した。 - E3 2006:プレイステーション 3に搭載される未発表の機能も判明!――システム開発担当者に仕様の詳細を聞く
プレイステーション 3やPSPのシステム開発を担当する、ソニー・コンピュータエンタテインメントの川西泉氏に、E3のSCEAブースで話を聞ける機会を得た。そこで、プレイステーション 3に関する様々な機能についていろいろと質問をぶつけてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.