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CRI・ミドルウェア、NDS向け高音質サウンド再生システム「救声主 for NINTENDO DS」提供開始

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 CRI・ミドルウェアは、ニンテンドーDS向けの高音質サウンド再生システム「救声主 for NINTENDO DS」の提供を開始する。

 「救声主 for NINTENDO DS」では、512Mbit DSカード使用時なら最長9時間もの音声をDSカードのROM内に収録可能。従来のADPCMと比較すると、ADPCMよりも高音質でかつ、約3倍の音声を収録できるようになった。またセリフ再生に特化した独自音声コーデックを採用しており、データサイズを抑えた場合でも非常に高い音質を維持することに成功したとのこと。デコード時にもリアルタイムに補間処理を行うことで、ニンテンドーDS特有の金属的なノイズを軽減し、音質劣化の起こりやすい女性の声も忠実に再現できるとしている(音声試聴サイトはこちら)。

 また「救声主 for NINTENDO DS」では、音声データを最高1/10に圧縮できるため、ゲームデータをより小さな容量のDSカードに収めることが可能となり、ゲームデータが256Mbitを若干超過しているために、やむなく512MbitのDSカードを使用する場合ならば、256MbitのDSカードに切り替えることができるとのこと。これによりDSカードに要する費用を削減し、ゲームタイトルの収益性を高めることができるようになるとのことだ。

 このほか、BGMや効果音、セリフなどの複数の音声を同時に再生するための「マルチストリーミング再生機能」や、ゲームサウンドには不可欠な「ループ再生機能」、シネマティックな演出を可能にする「フェード再生機能」を搭載する。

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