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「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」エクスプレスゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)

「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」(セガ)の主人公は、青くて速くてカッコいい、ハリネズミのソニック。でも、“青くて速くてカッコいいソニック”は、あのソニックのほかにもまだいたのです。

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ソニックと別府の類似点

画像 地上55メートルの展望台から見た眺め。別府タワーは1957年(昭和32年)に建てられた。名古屋テレビ塔、通天閣に次いで、日本で3番目に古くからあるタワーだ

 ちなみに、特急ソニックが停車する別府もまた、海沿いのリゾート地である。別府タワーの展望台からは、青い海と白い砂浜、緑の木々が見下ろせる。

 別府には温泉が埋まっているが、サウスアイランドには「カオスエメラルド」が埋まっている。すべての生物にエネルギーを与える物質だが、兵器の材料ともなり得る。

 これに目をつけたのが、天才科学者ドクター・エッグマン。サウスアイランドの位置を探り当て、巨大な要塞を建てて、カオスエメラルドの採掘を始めたのだ。

 しかも、島の動物たちを、防衛用のロボットに改造して。

 普段から、エッグマンの嫌がらせを軽くあしらってきたソニックも、これには怒った。地上から地下へ、水中へと走り抜け、エッグマンの要塞を目指す。

 ステージは、6ゾーン×3アクト、そしてファイナルゾーンの、全19面。ゾーンごとにそれぞれ特徴がある。

 最初の「GREEN HILL ZONE」は、ソニックの速さを存分に発揮できる、スピード重視のゾーン。続く「MARBLE ZONE」は、溶岩や針をうまく避けて進む、操作の正確さが要求される。

 「SPRING YARD ZONE」は、上下の移動が多いゾーン。ソニックがピンボールの玉のように跳ねる場所もある。

 「LABYRINTH ZONE」は水中が中心。ソニックは泳げない上、長く水中に居すぎると、息が切れてミスになってしまう。

画像 真っ赤に煮えたぎった溶岩は、別府の“血の池地獄”に似ている
画像 そこかしこにジャンプ台やボビンがあって、ソニックの動きは予測がつかなくなる
画像 ところどころに湧いている泡に首を突っ込んで、空気を確保する

 各ゾーンのアクト3にはボスがいる。ボスは毎回エッグマンだが、乗り物に積んでいる武器が変わるため、ゾーンごとにその攻撃方法は異なる。

 で、私は「LABYRINTH ZONE」のエッグマンを、いまだにどうしても倒せない。

 エッグマンはただ逃げるだけだが、ソニックを待ち受けるさまざまな仕掛けにてこずっている間に、水に飲まれてしまうのだ。

 だから、「STAR LIGHT ZONE」から先は、ステージセレクトできる裏技(タイトル画面で上下下下左右と押し、Aボタンを押しながらスタート)を使わない限り見られない。

画像 「GREEN HILL ZONE」では、左右にふれる球で襲ってくる。ソニックは球をかわしつつ、ジャンプしてエッグマンに体当たりする
画像 エッグマンは、はるか上の方へ。下から押し寄せた水に飲まれてアウト

画像 スペシャルステージは回転する迷路。ゴールブロックに触ってしまうと、カオスエメラルドは得られない

 このゲームには、普通のエンディングのほかにもう1つ、“本当のエンディング”がある。

 リングを50枚集めると入れるスペシャルステージ。ここに隠されたカオスエメラルドを6個集めて、ゲームをクリアすると、本当のエンディングが見られるのだ。

 とはいえ、1個取るだけでも苦労するのだが。

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