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ついに登場――Wiiリモコン用充電バッテリー&ワイヤレスセンサーバー2007 International CES(2/2 ページ)

International CESにはゲーム向け周辺機器メーカーも多数出展しており、魅力的な製品も数多く展示されている。そこでここでは、CESで見つけた“使える”周辺機器を紹介しよう。

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AQUOSブランドのゲーム向け液晶テレビ

 ゲーム機の周辺機器というわけではないが、ゲーム機を接続するテレビにもゲームに特化した製品が登場したのでそちらも紹介しておこう。

 シャープが発売する液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」シリーズ。そのAQUOSシリーズの新モデルとして、「AQUOS for Gaming」と銘打った製品がCESで発表された。その製品は、32V型の「LC-32GP1U」と、37型の「LC-37GP1U」の2モデルだ。

 AQUOS for Gamingの最大の特徴は、「Viper Drve」と呼ばれる独自の表示モードにある。一般的な映像信号では、高品質に表示を行うために、様々な画像処理を経た上で実際に画面に表示が行われる。それに対しゲームでは、フレームレートを損なうことなくしっかり描画できることが重要視される。また、ゲーム機から出力される映像は、地上デジタル放送やDVDなどの映像信号と違い、基本的には圧縮映像信号ではないため、圧縮映像データ特有のノイズを除去するといった映像処理を行う必要がない。そこで、不必要な映像処理を省くことによって、描画レスポンスを極限まで高めることで、フレームレートを損なうことなく描画させよう、というのがViper Drveの考え方だ。実際に、ブースに展示されているLC-32GP1U/LC-37GP1Uにプレイステーション 3が接続され、グランツーリスモHDコンセプトの映像が表示されていたが、遅延や残像を全く感じることなく、非常にスムーズな表示が確認できた。

画像 「AQUOS for Gaming」ブランドの新モデル「LC-37GP1U」(左)と「LC-32GP1U」(右)
画像 実際に表示されていた「グランツーリスモHDコンセプト」の映像は、遅延や残像を感じず非常にスムーズであった

 双方ともフルHDパネルを採用し、1080p入力に対応。さらに、HDMI×3、コンポーネント×2と、HDMI/コンポーネントともに豊富な入力端子が用意され、次世代ゲーム機も余裕で接続可能だ。しかも、ゲーム機を接続することが多いサイドの入力端子にもHDMIおよびコンポーネント端子が用意されている点もポイントが高い。

 現時点で、LC-32GP1UおよびLC-37GP1Uは北米市場で3月に発売が予定されており、日本での投入については未定となっている。ただ、日本もゲームユーザーは非常に多いため、ぜひとも日本で発売してもらいたい。価格は、LC-32GP1Uが1699,99ドル、LC-37GP1Uが1999,99ドルとなっている。

画像 本体側面の入力端子にもHDMIおよびコンポーネント端子が用意されている
画像 側面の入力端子と合わせ、HDMI端子×3、コンポーネント×2と豊富な入力端子が用意されている
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