遊び心満載のまちがい探しゲーム再び:「右脳の達人 爽解!まちがいミュージアム2」レビュー(2/3 ページ)
あの“まちがい探し”がパワーアップして再登場。あわせて1万問以上の問題に挑戦だ。ゲーム性も向上して、さらに楽しめるようになっている。
では、ここからは「爽解」に用意されているルールをご紹介していこう。
「ペン」はその名前の通り、ペンを使ったルールが登場するモード。前作でも登場した「スクラッチ」のほか、新しく加わった「サーチライト」や「スライドボード」、「図形トレース」といったルールが登場する。
サーチライトは、暗くなっている下画面をタッチして照らしながらまちがいを見つけるルール。スライドボードは、下画面に表示されているボードをスライドしながら探していくルールだ。ただしボードで隠れている部分は、上画面と下画面で異なるので、ここもまた右脳をフルパワーにして比較していく必要がある。「図形トレース」は、表示される図形をなぞることで問題が表示されるというものだ。
「ボタン」は、ペンで○を描くほかに、十字キーもしくはボタンも使って回答しなければならないジャンル。「カード飛ばし」、「シャッター」、「イラスト切替」があり、これはいずれも本作から新しく加わったルールだ。
カード飛ばしは、十字キーの上下左右を使って、表示された矢印の方向にカードを飛ばしていくことで、問題が次第に表示されるルール。「爽解」のモードでは時間制限があるので、早くカードを取り除いて問題を解きたくなるのだが、間違った方向を押すと、すぐに正しい方向を入力してもカードが飛ばないなど、冷静な右脳の判断が求められる。シャッターはカード飛ばしに似ているが、この場合はシャッターがなくなるわけではなく、十字キーを押した方向のみ、絵が表示される。イラスト切替は、十字キーの左右で2種類の絵を切り替えながらまちがいを探すルール。回答するのはどちらの絵でもOKだ。
なお、この3つのルールは、十字キーだけでなくABXYボタンでも操作可能だ。また、カードやシャッターは、ちゃんとまちがい部分が見えるように絵を表示させておかないと回答できないので注意しよう(カード飛ばしは、カードが残っていても、まちがいが見えていれば○はつけられる)。
「マイク」は、前作にもあった「落ち葉吹き」のように、マイクを使って回答するモード。このほかに新ルールとして「雲吹き飛ばし」、「動物声まね」が加わった。雲吹き飛ばしは、下から上にスクロールしている雲を、マイクに向かって息を吹きかけることで、早く移動させて回答する。「動物声まね」は変わっていて、「ワン」、「ニャー」、「ウッキー」などと指定された言葉をしゃべらないと、鳥が邪魔をしていて、下画面がちゃんと表示されないようになっている。
最後の「ミックス」は、これらすべての項目がランダムで表示されるモード。ただ、「ボタン」や「マイク」でも図形トレースやスライドボードが登場したり、といったこともあるので、織り交ぜ度合いが高いのがこのモード、と思ってもらってよいだろう。
なお本作から、回答してメダルをゲットすると、その数に応じて「アイテム」がもらえるようになっている。アイテムとして用意されているのは、たとえばスライドボードの幅を狭くできる「細いボード」や、ペンを放してもサーチライトの光が少し残る「残光ライト」など、これを使うとゲーム中での“邪魔され方”を変えることが可能なのだ。「このルールはちょっときつい」と思ったときに、難易度を下げることもできるので、いろいろ試してみてはいかがだろうか。このアイテムは、タブの一番右側に用意されているアイコンをタッチして表示される「アイテムの切り替え」から選択可能だ。
このほか「爽解」で活用したいのは「おさらい」モードだ。面をクリアする、しないにかかわらず、最後に表示される画面からこのモードが選べるようになっている。ここでは、間違った問題をもう一度おさらいすることが可能で、おさらいしても分からない! という場合でも、最後にどこが違っていたのか教えてくれる。レベルが上がるに従って“微妙なまちがい”が表示されることも多く、かなり難しくなってくる。全部クリアするためには、アイテムと合わせて積極的にお世話になって、右脳指数を高めよう。
また、各レベルごとに用意されているボス戦だが、先ほども述べたように、パネルを開けていって、最後に表示される絵に基づいた内容でのまちがい探しとなる。スクロールされる内容はストーリーになっているのだが、これが秀逸。時には恋愛物語であったり、RPGのような話が展開されたり、はたまた時代劇のような内容もあったりと、見ているだけで楽しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.