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黒船よりもエリート

お祭りは人の心をわきたたせてくれる。全国から桜の便りも続き、すでに散りはじめたところも多いとか。しかし、ゲーム市場はすでに年末、そして来年以降の話が聞こえてきておりまして……。

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 1位はXbox 360の上位モデル「Xbox 360 エリート」の記事。あくまでも北米向けの発表で、日本で展開するかは未定のままだ。こうしたハードの上位モデルやカラーバリエーション関連のニュースはやはり気になるようで、以前ニンテンドーDS Liteが発表されたときなども、ダントツの注目を集めていた。

 さて、気になる記事として、4位にランクインした「五所川原立佞武多にガンダム立つ!」のニュースについて。

 この五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)は、8月4日(土)〜8日(水)まで青森県五所川原で開催されるお祭りで、昨年は145万人の動員を記録している夏の風物詩である。この五所川原立佞武多では、過去「ドラゴンボール」や「桃太郎電鉄」などをイメージした立佞武多が運行されておりと、アニメやゲームのキャラクターが登場するのもひとつのお約束のようになっている。

 今年はついに、ガンダムが立ち上がるということで、注目度も高かった様子。イメージショットではビームライフルとシールドを構える姿が公開されており、今月から青森県五所川原市にある「立佞武多の館」で製作が開始されるとのこと。

 五所川原立佞武多ほど大規模なものは珍しいとはいえ、なにかしらのイベントやアイキャッチとして、アニメやゲームのキャラクターが登場している姿を見たことがある方も多いと思う。また、あるイベントや世界大会を見越して製作されるゲームも多い。オリンピックやワールドカップなど世界規模の国際大会がそれにあたる。

 ある意味お祭りとも言える北京オリンピックを舞台とした、マリオとソニックの夢の競演「マリオ&ソニック in 北京オリンピック(仮)」が先週発表された。こちらは、2008北京オリンピックの公式会場さながらの雰囲気の中、マリオやソニックをはじめ、ルイージ、ナックルズ、ヨッシー、テイルスたちから好きなキャラクターを選び、競技種目を楽しむことができるというもの。こうしたお祭りムード満載のゲームは嫌いではない。いわゆる時期モノではあるが、楽しまなければ損ではないか。

 東北出身の筆者としてはマリオやソニックが立佞武多として運行されるのも見てみたいものだが、いかがだろう?

 なお、ニュースにもなったガンダム立佞武多は、8月18日(土)と19日(日)の両日、千葉県・幕張メッセ国際展示場で開催されるキャラクターとホビーの祭典「C3×HOBBY 2007」に出展される。五所川原に行かずとも、ガンダムの勇姿を拝めるチャンスとなっている。

 では、ゲームのお祭りはどうなっているのか?

 こうして桜も咲いた春だというのに、夏以降のニュースで花盛っているゲーム業界に先週、Electronic Entertainment Expo(以下、E3)の後継イベントともいえる「E for All Expo」に、Nintendo of Americaが参加することが発表された。

 今年から規模を縮小し場所も移動するESA(Entertainment Software Association)主催のバイヤー向けのE3に代わり、IDG World EXPO主催による「E for All Expo」が、ユーザー向けのゲームショウとして誕生する。10月18日〜21日の期間中、ロサンゼルスのコンベンションセンターで開催する「E for All Expo」では、“家族を対象として健全なイベント”を標榜している。

 こうしてまたひとつ、ゲームのお祭りの詳細が漏れ伝わってきた……。百花繚乱というべきか、米国、ドイツ、オーストラリア、中国、韓国、そして日本と、世界中のいたるところでゲームの祭典が今年も行われている。

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