ファーレン王国に勇者は帰るのか!?――「コンチェルトゲート」βテストリポート(2/2 ページ)
スクウェア・エニックスがサービスする「クロスゲート」の続編となる本作。4月23日から開始されるオープンβサービスを前にした“予習”ということで、2回にわたるクローズドβテスト体験記をお届けしましょう。
ワードローブが増えるクエストシステム
街やフィールド上にいるNPCの中には、お願いごとをしてくる者もいる。プレーヤーが一番最初に受ける依頼は、八百屋さんの食べ物が消える謎を解く「食品騒動」だろう。このほかにも、山賊を倒して名刺を集めたり、アパート裏の下水を探索するクエストなどが用意されている。
クエスト遂行後にもらえる「クリアの証」を「冒険者の宿」に持っていくと、褒章としてかわいらしい衣装と交換してくれる。毎回もらえるアイテムは、洋服や靴などランダムであるうえに、色違いといったパターンも複数あるようなので、欲しい衣装が出るまでついついクエストを繰り返してしまうだろう。
なお、アイテムがもらえるのはクローズドβテストの時だけのようで、編集部が得た情報によると、オープンβサービスからはゲーム内通貨が報酬になるようだ。
ストーリーを進める上で避けては通れないクエスト「グリーンカード」は、転職するための前提条件になっている。レベル5ぐらいになったら、すぐにグリーンカード取得を目指そう。
匠の道は遠くて楽しい、生産スキル
ほのぼの生活の要素として、「コンチェルトゲート」には豊富な生産スキルが用意されている。攻撃/生産を問わずスキルを習得するためには「本」を購入するのだが、転職していなければ使用できない本も多い。ちなみにグリーンカード取得後は何度でも転職できるので、まずはお金が稼げる生産系につくとよいだろう。スキルは使えば使うほど経験値がたまり、グレード(Grd)が上がり、よりよいアイテムが作れるようになる。鉱石を使えば着色も可能なので、おしゃれを楽しむ意味でもアイテム作成はなかなか楽しい。
スキル使用には必ずMPを消費し、MP回復はHPと違い有料だ。生産したアイテムを販売すれば治療代を含めてもちょっとは儲かるようになっているので、地道に作って販売してを繰り返せば、お金の問題は割りと楽にクリアできるだろう。
2回のクローズドβテストを体験してみて感じたのは、キャラクターがかわいいといった特徴だけでなく、クエストでしかもらえないアバターアイテム、料理や調合といった生産スキルなど、プレーヤーが自分で選べる“遊び方”が豊富に用意されていることだ。また武器とクラスによる戦闘スタイルもかなり異なるので、バリエーションのあるプレイが可能だ。今後オープンβサービスから正式サービスに向けて、どのようなゲームに成長していくのか、非常に期待が持てるタイトルだ。
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