押忍! 押忍!! 押忍!!! 暑苦しいほど応援しまくる、リズムアクションの新機軸であります!:「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」レビュー(2/3 ページ)
本作はとにかく、困っている人を応援しまくるゲームで、さまざまな楽曲のリズムに合わせてタッチペンでスクリーンを突っ付きまくるわけです。押忍! 応援を求めて外にも飛び出したので、そのへんも注目してほしいであります、押忍!
楽曲は全部で19曲! すべてを出すのは至難の技であります! 押忍!
「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」には、応援に気合が入る曲が数多く用意されている。最近の曲から、いわゆる懐メロまで、幅広いジャンルを網羅しているとは前述したとおり。その多くはボーカルを改めて録り直しているが、VISTAとサムライブルーの2曲はアーティスト本人が唄っている。一部男性ボーカルの曲を、女性を唄っていたりするが、そんな細かいことは気にしてはいけない。それも含めて本作の味と割り切るぐらいの、器量のデカさが必要だ。収録されている曲は、以下のとおり。「MONKEY MAGIC」、「GLAMOROUS SKY」、「サムライブルー」の3曲はボーナストラックで、それぞれ条件を満たさないと出現しない。細かい出現方法に関しては、自分でプレイしたうえで見つけてもらいたい。
「燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2」収録曲
全力少年 | スキマスイッチ |
リルラリルハ | 木村カエラ |
贈る言葉 | 武田鉄矢(FLOWアレンジver.) |
POP STAR | 平井堅 |
Go my way | 矢井田瞳 |
ジュリアに傷心 | チェッカーズ |
VISTA | going under ground |
少年ハート | HOME MADE 家族 |
気分上々↑↑ | mihimaru GT |
バンビーナ | 布袋寅泰 |
BANG!BANG!バカンス! | SMAP |
Believe | AI |
ミュージック・アワー | ポルノグラフィティ |
族 | 氣志團 |
COUNT DOWN | hyde |
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ | サンボマスター |
MONKEY MAGIC | ゴダイゴ(ORANGERANGEアレンジver.) |
GLAMOROUS SKY | 中島美嘉 |
サムライブルー | ZZ |
さまざまなモードを「1人」で「みんな」で遊び、気合を注入しまくるであります! 押忍!
本作にはゲームモードがいくつかある。「1人で応援」を選ぶと、最初は「気軽に応援」か「果敢に応援」しか選べない。「気軽に応援」がもっとも難易度的には優しく、マーカーの数が少なく、タイミングもゆっくり目となっている。まずは、このモードでプレイに慣れるのがよいだろう。「果敢に応援」は少し難しくなるが、いわゆるノーマル的な難度。ここで全ステージをクリアすれば、その上の難度を誇る「激烈に応援」がプレイできるようになる。
さらに激烈をクリアすると「華麗に応援」がプレイできるようになり、ここは応援団ではなくチアガールが登場する。筆者は少し興奮してしまった。「華麗に応援」はマーカーの数の多さもさることながら、マーカー自体の大きさも小さくなっている。まさに「綺麗な薔薇にはトゲがある」といったところか。実はさらに難しいモードがあるのだが、詳細は自分で見つけてほしい。かなり厳しい条件なうえ、出てきたモード自体腰を抜かすような難しさなので。
前述した通り、今作では夕日町と朝日町という、2つの街を舞台に応援をしていく。そのため応援団だけでなく、チアガールも夕日町と朝日町の2つのチームが出てくるからうれしい。まさにムフフ(死語)。でも、チアガールのみなさんを拝むためには、「激烈に応援」で全ステージをクリアする必要があり、これはかなりのハードルの高さとなる。しかし、気合いがあればきっとお会いできるはずだ。
また、前作に登場した夕日町の「孤高の応援団」だけでなく、新たに朝日町の「高潔の応援団」も登場する。ライバルとして負けられない存在だが、困っている人を応援する気持ちは一緒。そして、応援中のリーダーや団長のキレは、いつ見ても素晴らしい。それ以上にチアガールのみなさんの応援は、華やかで、華麗で、目も心も奪われてしまうことだろう。不純な気持ちはないのだが、リプレイデータを目一杯保存してみたりして……。そうすると、いつでも見られたりするから活用してもらいたい。
もう1つのゲームモード「みんなで応援」は、3つのモードが用意されている。「みんなで対戦」と、保存したリプレイデータと対戦する「リプレイデータと対戦」、そしてパートごとに分かれて順番にプレイをする「みんなで協力」が遊ぶことができる。「みんなで対戦」はソフトが1本あれば、最大4人までプレイできる親切設計となっている。この中に出てくる5本のストーリーは、みんなで応援用のオリジナルのもの。
次に「リプレイデータと対戦」はソフトに保存しておいたデータと対戦する、いわば己に挑戦するモードといえる。過去の自分に勝てるか腕試しといったところか。結構同じところでミスをしたりして、成長の兆しがなかったりすること受け合い……それは、自分だけ?
さらに、自分の華麗なリプレイデータを他人に見せたり、そのデータに挑戦してもらう楽しみ方もある。そして最後に「みんなで協力」は、パートごとで交互に応援をしくというもの。自分の色の時にタッチしまくるわけだ。ただ、このモードのみソフトが人数分必要なので、注意が必要。1人で楽しむのも良いが、応援仲間と一緒に遊ぶ方がより楽しいかと思う。
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