2007年9月20日から23日(9月20日〜21日がビジネスデイ、22日〜23日が一般公開日)まで千葉県・幕張メッセで開催される国内最大のゲームの祭典「東京ゲームショウ2007」は、8月7日の時点で出展予定社数が171社、出展小間数が1715小間となり過去最大となることが判明している。昨年が148社、1701小間だったことから、出展社数が増大したことが分かる。
今年は国際的トレードショウとしての機能強化を推進するべく、「つながって、ひろがって、世界へ。」をテーマに、これまで1日のみだったビジネスデイを2日間に拡大。「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)」のオフィシャルイベントとして、国内外へ広くアピールするコンテンツと成長している。
なお、初日に予定されている基調講演には、「広がるプレイステーション・ワールド、新たな成長に向けたビジネス戦略の全貌」と題して、ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長兼グループCEOの平井一夫氏が登壇することになっている。
この度、出展予定タイトルの一部が発表され、7月20日までに52の出展社から合計336タイトルの出展届け出があったことが明らかになった。今回は、その中から公表可能となっている40社、200タイトルが公開された(リストはこちら)。
200タイトル中、オンライン対応のゲーム数は35タイトルに及び、ジャンル別ではアクションが45タイトル、RPGが35タイトルと群を抜いて多い。なお、携帯アプリタイトルを除いて、もっとも多いプラットフォームはPCで、ついでニンテンドーDSタイトルとなっている。ただし、これは現状公開されたタイトルであって、今後それぞれ追加されるものと思われる。次回発表はゲームショウ直前の9月13日を予定している。
目立ったところでは、セガがPS3「忌火起草」の出展を明らかにしている点。また、レベルファイブがニンテンドーDSで「レイトン教授と悪魔の箱」のほかに、未発表タイトルを出展することなども注目だろうか? 現段階ではソニー・コンピュータエンタテインメントをはじめ、スクウェア・エニックスやKONAMIなどが出展タイトルの公表を控えているため、各社ともギリギリまで調整していくといったところだろうか?
出展予定タイトル数一覧
ジャンル | タイトル数 |
アクション | 45 |
ロールプレイング | 35 |
シミュレーション | 29 |
アドベンチャー | 17 |
パズル | 16 |
シューティング | 5 |
スポーツ | 4 |
レーシング | 4 |
その他 | 45 |
プラットフォーム | タイトル数 |
携帯電話 | 82 |
パソコン | 48 |
ニンテンドー DS | 29 |
プレイステーション 2 | 23 |
Wii | 8 |
Xbox 360 | 4 |
PSP | 4 |
NINTENDOキューブ | 1 |
プレイステーション 3 | 1 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「東京ゲームショウ2007」出展ブース内容第1弾を発表――出展予定社数171社を突破
- 「東京ゲームショウ2007」開催概要決定――メインビジュアル公開
2007年9月20日(木)〜23日(日)の期間中、幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」の出展社数が過去最多の162社になることが判明。海外からも12カ国・地域、47社が出展する。 - 「コ・フェスタ」のシンボルマークが決定。テーマ曲は久石譲氏が担当
東京ゲームショウ2007からスタートし、約40日間にわたって開催される「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」のシンボルマークが決定した。ゲーム、アニメ、CG、、放送、映画など、さまざまなコンテンツがあつまるイベントが、この秋に開幕する。 - テーマは「つながって、ひろがって、世界へ。」に決定――「東京ゲームショウ2007」
2007年9月20日〜23日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」のテーマが発表された。今年から4日間での開催となり、より国際的なトレードショウとしての意味合いを強く押しだしている。 - トレードショウの機能を強化する――「東京ゲームショウ2007」開催発表会
コンピュータエンターテインメント協会は本日、4日間に会期を拡大した本年の「東京ゲームショウ2007」の開催概要などについて説明する発表会を催し、トレードショウとしての機能強化などを挙げ、世界最大のコンピュータエンターテインメントショウを目指すと宣言した。