年末商戦は真っ向勝負――「Xbox 360 Briefing 2007」(2/4 ページ)
マイクロソフトは9月12日に「Xbox 360 Briefing 2007」を開催。「NINJA GAIDEN 2」などの新タイトルや、手元でテキスト入力ができる「Xbox 360 チャットパッド」などの周辺機器も発表された。
サードパーティから発売されるタイトル
引き続き紹介されたのは、サードパーティが用意しているタイトル群だ。泉水氏はまず、バンダイナムコゲームスが用意しているタイトルラインアップについて言及。まず最初は11月1日に発売される予定の「エースコンバット6 解放への戦火」が、東京ゲームショウで上映される最新のトレーラーとともに紹介された。
「バンダイナムコゲームスさんにはこれまで『アイドルマスター』や『トラスティベル 〜ショパンの夢〜』といった多くのタイトルを出していただいているが、さらにすばらしいタイトルを続々と発売していただく」と泉水氏。今後発売される予定の「ビューティフル塊魂」や「ガンダム オペレーショントロイ」、「スマッシュコートテニス3」、「ガンダム無双インターナショナル」といったタイトルが用意されていることを紹介した。
このほか、コーエーの「真・三國無双5」、カプコンの「デビル メイ クライ4」に加えて、コナミの「ワールドサッカー ウイニングイレブン」最新作、UBIソフトの「アサシン クリード」やセガ、エレクトロニック・アーツなどから多くのタイトルが発売される、と泉水氏。
ここで「NINJA GAIDEN2」の発表が
そして「全世界で初めて」と前置きされ、トレーラーとともに紹介されたのが、テクモの「NINJA GAIDEN 2」。登場したのはテクモ エグゼクティブ プロデューサーの板垣伴信氏だ(関連記事参照)。
「今日は『NINJA GAIDEN 2』を発表できることを非常にうれしく思う。ずっと応援してくれる皆さんがいてこそ、このタイトルを作ることができた」と板垣氏。「NINJA GAIDEN 2」について板垣氏は「Xbox 360のローンチ時に出した『DEAD OR ALIVE 4』がいまだにナンバーワンの格闘ゲームであるのと同様に、アクションゲームのナンバーワンを目指して開発している。わたしたちの勝負の作品です」と語る。
前作の「NINJA GAIDEN」について評価が高いことは知っているが、我々としてはそうは考えていないとも板垣氏は語る。「Xboxの性能を隅から隅までなめるように引き出して作り上げたが、その過程であきらめたアイディアも10や20じゃないほどある。Xbox 360ではあきらめたり、丸めた企画がようやく実現できる。開発者としてこれ以上の興奮はない」(板垣氏)。
そして最新のビルドとともにプレイデモが行われたが、その実機映像はすさまじかった。忍者リュウ・ハヤブサのすばやい動きや、残酷なまでに敵をなぎ払う様子が、ハイデフの世界で描かれていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.