目白押しのイベントと100台以上の試遊台、さてドレにする?――マイクロソフトブース:東京ゲームショウ2007(1/2 ページ)
「250タイトル、ドレにする?」というキャッチコピーを掲げたマイクロソフト。次世代ハードのなかでもタイトル数の充実をアピールした形で、実際のブースも多くのタイトルがプレイアブル出展されている。特設ステージでのイベントも見逃せない。さあ、あなたはドレにする?
中央に巨大スクリーンとイベントステージを配したマイクロソフトブースでは、Xbox 360、Xbox LIVEアーケード、Games for Windowsの総勢82タイトルが出展されている。ステージの周りには100台以上の試遊台が並び、多くの注目タイトルが実際にプレイすることが可能だった。
ドレにする?と言われたので、アレもコレもプレイしてみました
さて。実際にプレイしてみたタイトルについて簡単にインプレッションをお伝えしていこう。
Halo 3
発売間近のキラータイトルを熱烈プレイ!キャンペーンモードとマルチプレイ、2種類の試遊台がある。キャンペーンモードでは4人で協力しながらフィールドを進んでいくプレイが楽しめた。マルチプレイでは見知らぬ6人によるレッドチーム3人対ブルーチーム3人の対戦プレイが実現している。
典型的なFPSの操作方法である左スティックによる移動、右スティックによる視点移動、右トリガーによる射撃。前作までをプレイしている人ならば違和感なくなじめるだろう。驚くのはやはりグラフィック。「Halo 2」までのグラフィックでも十分にきれいだったと言えるが、その上を行く精緻な描画は、やはりプレイの興奮度に直結している。
普段はFPSだが、ワートホグや敵兵から奪ったバイクに乗ったときにTPS(3人称視点シューティング)になるのもシリーズならでは。乗り物に乗っての撃ち合いもかなり熱かった。多彩な武器の緻密な挙動や、地形や高低差を利用した敵とのかけひきも磨きがかかっている。そんな「Halo 3」を家庭で遊べる日はすぐそこだ。
PGR 4 -プロジェクト ゴッサム レーシング 4-
スーパーカーが多数登場するリアルにしてテクニカルなレースゲームの最新作。今回のプレイアブルでは、おなじみのスーパーカーの他にもオートバイを運転することも可能だ。西洋のリアルな町並みに突如現われたかのようなコースを走ることができた。グラフィックのクオリティ、レースゲームとしての面白さなどは前作から正統進化しているという印象。ファンならチェックしておいて損はないタイトルだ。
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2008
サッカーゲームの定番と言っても過言ではない“ウイイレ”最新作がXbox 360で登場。Aボタンでショートパス&プレス、Bボタンでロングパス、センタリング&スライディング、Xボタンでシュート&プレス、Yボタンでスルーパス&(長押しで)キーパー呼び出し、というボタンの割り振りからも分かるように、ファンなら特に操作に困らなくプレイできる内容になっている。
細やかで戦略的なプレイはそのままに、グラフィックや選手のモーションはよりリアルに進化。特にシュートが決まったときのエフェクト画面など選手が大映しになる際のグラフィックは次世代機の恩恵を受けていると言っていい。11月の発売を期待して待とう。
ビューティフル塊魂
王様、そして王子がXbox 360に降臨した。基本的な内容はシリーズ一貫して変わらない“転がす”ということだが、さすがにビューティフルになってて、プレイの快感も増している。
Xbox 360のコントローラだと左スティックと右スティックの位置が平行ではないのでプレイしにくいのではないか……という心配もあったが、実際にプレイしてみるとそんなに問題ではなかった。多少の違和感をかかえつつも従来通りに楽しく転がすことができたのだ。慣れれば問題なし、という範囲だろう。プレイアブルの短い時間では物足りない……。もっと転がしたい……。そう素直に思ってしまった。製品版の登場が待ち遠しい。
ガンダム オペレーション トロイ
モビルスーツに乗るもよし、兵士として銃火器をブッ放すもよし。ガンダムゲームの最新作はリアルなTPSだ。
プレイアブルコーナーでは2人対2人の4人対戦が可能だった。最初は兵士を操作する。モビルスーツを見つけたら接近、モビルスーツがしゃがんだら方向パッドの下を押すことで乗り込むことができる。ザクに乗って敵のジムをブッ潰そうかと思ったが逆にやられてしまった。モビルスーツの扱いは難しい……と割り切って兵士として攻撃する作戦に切り替えたら、今度はあっけなく踏まれてしまった……。踏んだり蹴ったりではあったが、4人対戦の楽しさを堪能させていただいた。ガンダムファンなら要チェック。
メダルオブオナー エアボーン
とにかく徹底的に“リアル”であることが売りのFPS。さすがシリーズ最新作ということで、そのリアルさはかなり極まっている。すぐ側にいる兵隊の息遣いすら聞こえてきそうな臨場感を感じながら戦場を切り進む感覚はたまらないものがある。夜のフィールドでプレイできたのだが、闇の表現も秀逸だった。
デビル メイ クライ4
昨年の東京ゲームショウ2006でプレイできたものよりも、グラフィック面、アクション面においてパワーアップを感じた。製品版で思う存分スタイリッシュアクションができる日が楽しみだ。
このほか、「NINJA GAIDEN 2」は、残念ながらプレイアブルならず実機デモのみ。年齢チェックを受けて入った特設エリアは、赤を貴重とした和テイストに装飾されていた。畳の上に丸いクッションがいくつもあり、あぐらをかいてくつろげる不思議空間。そこで開発スタッフの説明を聞き、スタッフによる実機デモを10分ほど観ることができた。とにかくのっけから最後までハイテンションアクションが展開!リュウ・ハヤブサが多彩な武器を切り替えながら水の都を進んでいくさまを堪能できた。敵を斬るたびに大量の血が吹き出すので年齢制限にも納得。高精細なアクションゲームの雄として今後の動向に期待したい。
「アサシン クリード」と「ダークセクター」はCEROのレーティングにおいてZ区分ということで、こちらも年齢チェックありの特設エリアが設けられていた。ビジネスデイであるにも関わらず90分待ちになるなど、関心の高さがうかがえる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.