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ゲームポット、「ファンタジーアース ゼロ」オフラインイベントで次期アップデートプランを発表(2/2 ページ)

ゲームポットが運営する「ファンタジーアース ゼロ」のオフラインイベント「FESTA」を幕張にあるホテル内で開催。一般ユーザー向けに試遊台の設置、GMによる対戦イベント、開発&運営スタッフのトークショーなどに加えて、9月25日以降のアップデート内容を解説するカンファレンスも開催された。

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新クラスもいよいよ登場、今後のアップデートプランについて

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 続いて発表されたのは、詳細な時期はまだ未定だが10月以降の実装が予定されている、8つの新要素についてだ。実はここでユーザーの注目度も高い、新クラスのイラストが初公開となるはずだったのだが……ご覧の通り土下座画像がスクリーンに。実は鈴木氏がイラストをうっかり忘れてきてしまったということで、会場からは「えー」という不満そうな声があがっていた。

 では項目ごとにこれを見ていこう。

装備強化

 装備の見た目にこだわりたいプレーヤーのために、可愛いけれど性能の低いアイテムを強化して、実用性を高められるシステム。既存の高価かつ高性能な装備品の価値を落とさないために、強化の程度についてはバランスを慎重に考慮するとのこと。強化方法は無料と有料アイテム使用の両方が用意される。これで銀行に眠っていた「パピーイヤー」「ティアラ」などにも出番が増えそうだ。

容姿変更

 キャラクターの顔つき、髪型、髪の色が変更できるようになる。その方法は未定だが、開発からの注意点として女性キャラクターの場合、胸のサイズは後から変更できないとのこと。

アクセサリ

 新たにアクセサリ用のスロットを実装。アクセサリにはエンチャントも可能で、属性付与などエンチャントの種類も今までに無いものが用意される。

市街戦

 戦場がいつも野原だの乾いた土地のマップではつまらない、ということで市街地が新たに加わる。

モンスターAIの向上

 今までのモンスターはあまりに賢く無さすぎた……ということで、ただプレーヤーを追いかけてくるだけだったモンスターも、このアップデートが実装されればちょと賢い攻撃を仕掛けてくる。

新クラス

 前島氏によれば、2007年1月から開発チームでは新クラス実装とその詳細についてブレインストーミングを繰り返していたという新クラス。正式名称は未定だが3つのクラスが追加実装されるようだ。

タイプ 特徴
攻撃特化 ウォーリアに近い前衛職だがよりテクニカルな操作が要求されるクラス。武器は両手剣を使用で。攻撃を敵に当てれば当てるほど有利な動きができる「コンボゲージのようなもの」があるらしい。
罠使い 設置/投擲タイプの罠を使えるクラス。外見は軍人というかスパイのようで、罠を使わない時には格闘系の武器(例えば爪)を使う。罠が与える戦争への影響が大きくバランスを調整中
支援 FEZは基本的に全クラスアタッカーという扱いで、回復や支援という概念は存在しないのが特徴であり長所。このコンセプトを壊さない形で支援スキルを使うクラスを実装するという。具体的には支援の効果時間を短く設定し、前線に出なければ有効活用できないようにするなど。使用武器は楽器で、この支援クラスは現在のソーサラー並みの防御力しかもっていない。

その他

 これ以外にも既存クラスへの新スキル、エフェクト、モーションの追加、大陸マップでのチャット機能などが予定されている。

 カンファレンス終了後は運営・開発スタッフが登壇し、トークショウへ。過去に行われた思い出深いイベント「ドラ祭り」や、わずか1日で元に戻されてしまった100対100の戦争システムを振り返ったり、9月25日に実装される闘技場を利用して、サーバー間を越えたサーバー対抗トーナメントをオフラインイベントとして実施したいなどの話が飛び出した。

 この他にも、GMやメディアとの対抗戦を始めとするイベントが用意されていたのだが、主催者の予想を遥かに超えるユーザーが当日は集まってしまい現場は大混雑。もちろん、それだけのファンが足を運んでくれるのは「嬉しい悲鳴」に違いないのだが、ユーザーの誘導を適切に行えずに一部のイベントについては中止。数量限定で配布していたゲーム内アイテムが手に入るシリアル付きカードも午後1時前には無くなってしまい、イベントに時間を合わせてやってきたユーザーは、会場にも入れないまま帰らざるを得ないという残念な結果になってしまった。ゲームポットはこれに関して、後日何らかのお詫びを行うということなので、公式サイトでの発表を待っていてほしい。

画像画像画像 トークショーを聞けたのも参加者のごく一部だけ。会場の外では「B鯖 ネツ」「C エル」など所属サーバと国を書いたポスターを掲げて、ユーザー同士が交流を図っていた
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