「ベインス」でさらに深くなる「RO」ライフ:「ラグナロクオンライン」新アップデート先行体験リポート(1/6 ページ)
「ラグナロクオンライン」の大型アップデート「Episode6.0 Beginnings and Upheavals」。7月に第1弾「ラヘル」が実装されたばかりだが、10月23日に、その第2弾となる「ベインス」が実装予定だ。今回はそのベインスを先行体験させてもらった。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営する「ラグナロクオンライン」は、今年でサービス開始から5周年を迎える。2Dのかわいらしいキャラクターや、奥深いシステムが好評を博し、いまなおユーザーが増え続けている代表的なMMORPGだ。数ある“ネットゲー”の中でも歴史が長く、その名を耳にしたことがある人も多いことだろう。ちなみに、筆者も長らく本作を愛してきたプレイヤーのひとりだ。今回の取材ではガンホーより、かなり強いロードナイトを借りて「ベインス」エリアを冒険してきた。ハイプリーストと、ハイウィザードの開発担当者のお2人にガイドをしてもらって、準備も万全。どんな強敵でもかかってこいってなもんです!
それでは、新エリアの様子をさっそくお届け。既存エリアの変更点や、新アイテム、新カードなども、ひと足はやく掲載しちゃいます。「ベインス」の実装を楽しみに待つユーザーのみなさん、この情報は必見ですよ!!
インタフェースの改良でプレイはより快適に
さっそく「ベインス」へ、と思ったのだが、よく見るとメッセージウインドウがいつもと違う。ウインドウの上に見慣れない“バトル”という新しいタブが追加されているのだ。開発担当の人に聞いてみたところ、会話ウィンドウとバトルウィンドウが別々に表示されるように改良された、とのこと。このバトルウインドウには、パーティーメンバーのさまざまなステータスなどが表示される。また、支援魔法の効果が切れると、誰の、何が切れたかまで表示される。特に、支援担当のプリーストにはありがたい変更点といえるだろう。
ちなみに会話ウィンドウとバトルウィンドウは、標準ではタブで分かれているが、ウィンドウを分離して、同時に見ることもできる。ちなみにウィンドウは画面内のどこでも移動できるため、プレイしやすいようにカスタマイズできる。
荒野を越え、いざ「ベインス」へ!!
新しいインタフェースに慣れたところで、さっそく新エリアへ。新たな街“ベインス”と、新ダンジョン“トール火山”は、アルナベルツ教国の首都ラヘルの南側に位置する。ということで、ラヘルから徒歩で移動!! アクティブモンスターがいるため、レベルが低いとちょっと危ない。モンスターの数はそう多くないので、走り抜けることはできそうだが、ここはレベルを上げてからくるのが懸命だろう。
街に入れば、少し寂しげな街並みが目に飛び込んでくる。谷に作られているという設定なので、道が狭い。何より驚いたのは、街中の高低差。通常の俯瞰視点だとわかりにくいが、カメラの角度を変えると、立体的な地形になっているのがわかる。そのため、以前実装されたタナトスタワーの入口のように、視点を変えないとちょっぴり動きづらい場所がちらほらあった。慣れるまでは少し大変かもしれないが、ベインスの街を踏破する頃には、自然とカメラワークが上達しているはず!? ちなみに、空間移動や飛行船といったベインスへの移動手段は今のところいっさいなし。だが、プリーストのスキル“ワープポータル”で位置をメモすることはできるので、移動はこちらがメインになりそうだ。
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