「ベインス」でさらに深くなる「RO」ライフ:「ラグナロクオンライン」新アップデート先行体験リポート(2/6 ページ)
「ラグナロクオンライン」の大型アップデート「Episode6.0 Beginnings and Upheavals」。7月に第1弾「ラヘル」が実装されたばかりだが、10月23日に、その第2弾となる「ベインス」が実装予定だ。今回はそのベインスを先行体験させてもらった。
トール火山は危険がいっぱい!?
次は今回のアップデートの目玉、新ダンジョンの“トール火山”へ向かってみた。ラヘルからベインスへ向かう途中で、西に曲がるとたどり着ける。トール火山は第1層〜第3層まであり、登場するモンスターはほとんどが新たなヤツらだ。入口のフィールドは、これぞ火山の入口、といった風貌。溶岩あふれるなか、さっそく新モンスター“マグマリン”に遭遇した。“マグマリン”はノンアクティブなので、ここはまだ安心。
だが、トール火山に足を踏み入れば、そこは別世界。レベル90以上でも少人数だと危ない、超ハイレベル向けのダンジョンだという。今回は引率してくれたハイプリースト、ハイウィザードのふたりと、ロードナイトの3人構成。かなり強めの装備をしているとはいえ、そう言われるとやはり不安は大きい。
ドキドキしながら入ってみると、中はあちこちで溶岩の塊が隆起していて、とても危険な雰囲気が漂っている。すると、いきなりインプやカーサ、サラマンダーといった新モンスターにまとめて襲われ大ピンチ! モンスターの魔法などの攻撃によるノックバックで、周囲のモンスターの感知範囲に入ってしまい、次々と周囲のモンスターが襲いかかってくるという事態に陥ってしまった。スキル連打でなんとか乗り切ったが、援護がなければ確実に戦闘不能になっていただろう。高レベルなだけでなく、転生職でなければ、かなりきびしいかもしれない。このダンジョンのモンスターは、ほとんどが火属性なので、高いダメージを与えられる水属性の武器や、敵の火属性ダメージを減らせる火属性の特化防具は必ず用意しておきたい。
第2層を目指して進んでいくと、今度はガーディアンがお目見え。ギルド同士の攻城戦に出てくるものと外見は同じだが、その中身はまったく別物だ。最初に遭遇したのが、ボウガーディアン。攻撃の射程距離が長いうえに、画面内のプレイヤーを無作為に攻撃するという特性を持っているので、前衛職がモンスターの攻撃を引き付けるという「RO」では一般的な作戦が使えないのだ。
続いてソードガーディアンに興味本位で近寄ってみたら、超高速で切り刻まれ、あっという間にダウン。まさに一瞬の出来事だった。どちらのガーディアンも、別のモンスターとの交戦中に現れたら、大パニックは必至の強さ。その存在には、とくに注意しておきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.