エヌ・シー・ジャパンは、12月4日開始予定のPC向けオンラインゲーム「リネージュII 〜The Chaotic Throne〜」の次期大規模アップデート「ファーストスローン 新たな種族カマエル」で実装される「要塞戦」についての情報を公開した。
要塞はアデン全土に21カ所あり、血盟の活動拠点として利用することができる施設。要塞は規模によって「大型要塞」、「小型要塞」に分類され、位置によって「領地要塞」、「境界要塞」に分類される。
要塞を所有するとさまざまな恩恵を得ることができ、それらを利用して血盟の勢力をさらに広げることができる。要塞の所有権を得るためには「要塞戦」に勝利する必要がある。要塞戦は攻城戦と違い毎日行なわれる。
ルール
- 血盟単位で参加登録を行う
- 血盟レベル4以上の血盟が要塞戦に参加申請できる
- 参加申請から1時間後に要塞戦が開始となり、1時間行なわれる
- 1時間以内であっても、血盟が勝利・占領した時点で要塞戦は終了
- 次回の参加申請が可能になるのは、前回の参加申請から4時間後以降
進行方法
要塞内部には各要塞の規模により3つ、または5つの幕舎(ばくしゃ)が設置され、中央には「指令幕舎」が配置されている。最初に幕舎を占領した後、10分以内で要塞内にあるすべての幕舎を占領すると指令幕舎の門が自動的に開く。幕舎を占領するためには、各幕舎の隊長NPCを倒し、メインの機械装置の電力遮断に成功しなければならない。
要塞内部に配置された「バリスタ」を破壊すると、血盟名声値を得ることができる。最初に幕舎を占領した後、10分以内にすべての幕舎を占領できなかった場合、すでに占領された幕舎が占領状態から解け、隊長NPCが再度登場する。
条件を満たすと指令幕舎の扉が開き、内部に3つのアイテム「闘争の旗」が現れ、要塞戦に参加している血盟員が「闘争の旗」を獲得すると同時に自動装備となる。
闘争の旗を装備したキャラクターは、闘争の旗をフラッグ ポールにたてることができるスキル「旗の掲揚」を習得する。しかし闘争の旗を装備すると移動速度など各種戦闘能力が下がり、旗の掲揚以外のアクティブスキルは使用できなくなる。指令幕舎に配置された「フラッグ ポール」をターゲットとしてスキルを発動し、旗掲揚が成功すると要塞戦で勝利することができる。
恩恵
- 血盟名声値に100点加算される
- 要塞の所有権を維持すると6時間ごとに「血の誓い」が入手できる
- 各要塞内のNPCを通じて特別なアイテムが手に入る
- 所有権を持つ間、要塞ごとに決められた「居住地スキル」を自動習得できる
- 要塞地下のインスタントダンジョン「モンスター収容所」へ侵入することができる
城主血盟との契約
領地を統治する城主血盟と政治的な契約を結び、城から補給品を受けたり、要塞を強化することも可能だ。
独立状態
- 要塞主が上位の城との契約を結ばなかった場合、要塞は独立状態になる
- 独立状態の場合、該当領地の城主血盟は要塞戦を申請することができる
- 要塞の守備強化、偵察兵、門強化等の機能が活性化できない
- 上位の城から補給品を受けることができない
- 要塞所有の血盟はインスタントダンジョン「地下収容所」の利用が可能
契約状態
- 要塞主が上位の城に忠誠を誓い、該当要塞は上位の城と契約状態になる
- 要塞主は上位の城に6時間ごとに公納金を納めることになる
- 公納金は血盟倉庫から引き出される。アデナが不足した場合、自動的に該当要塞は独立状態になる
- 要塞管理機能をすべて使用できますが、インスタントダンジョンの利用ができない
- 補給品を受けることができる。補給品のレベルは公納金が引き出される6時間ごとに増加する
- 補給品支給周期ごとに、城主血盟は2点の血盟名声値が減少
- 城の血盟名声値が2点未満の場合、補給品レベルは増加せず以前のレベルを維持・補給品のレベルは最大6レベルまで増加
- 上位の城は、契約関係を結んだ要塞が存在する場合、上位の城血盟は城内のインスタントダンジョン「地下収容所」の利用が可能
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