「エピソード2チャプター2」の詳細から今後のアップデート予定まで盛りだくさん――「テイルズウィーバー ユーザーカンファレンス 2007」(2/2 ページ)
ネクソンジャパンが運営するMMORPG「テイルズウィーバー」のユーザーカンファレンスが、250名のみの完全招待制で開催された。そこではVer.4.29のアップデート内容などが紹介されただけではなく……。
ここでステージ上には同社海外事業本部のイ・ミギョン氏が登場し、カンファレンスのテーマは今後のアップデート予定に関する内容へ。「新精錬アイテム」や二次覚醒、新ダンジョン「影の塔」にアノマラド王国の首都「ケルティカ」、「歌う森」、「パノザレの岸」といった新マップと日本独自マップ「忍者の里」などその内容は多岐に渡っており、一部グラフィックもこの場で初公開となった。
独自マップとして開発中の「忍者の里」には、温泉や桜の木など日本らしいグラフィックスだけでなく、プレーヤーが修行できる場所があったり、NPCとして坂下氏そっくりの「悪代官」がいるんだとか。さらに来年の新規追加キャラクターとして「ランジェ・ローゼンクランツ」、「アナイス」、「イサック」の3人の画像をスライドで紹介。この中ではランジェ・ローゼンクランツについてとくに詳しく紹介がなされた。
それによるとランジェは個人の幸福より社会の発展を望む、正義感が強く高いカリスマ性をもつ人物。二丁拳銃と氷結系魔法の使い手で「ピアスショット」「マルチショット」といった攻撃スキルを使うとのこと。ただし、具体的な実装時期や詳細についてはまだ未定なので、今後変更される可能性がある。
イベントは休憩を挟んで「第2回 テイルズマスター選手権」へ突入。これはテイルズウィーバーへの愛と知識を問う早押しクイズ大会で、休憩前に行われた全30問の「○×クイズ」の結果を予選とし、上位6名がステージ上での決勝戦に参加できるというもの。出題されたクイズはかなりマニアックな内容だったのか、回答者の手が早押しボタンに伸びないことも。山岸氏も「これはちょっと問題が意地悪すぎるかもしれませんね」とコメントするほどの難問のうち一部をここに紹介するので、我こそはテイルズマスターと自負する読者は、ちょっと挑戦してみてほしい。
- Episode1 Chapter11でランケンの名づけた「ウルトラ通信機」の正式名称は?
- 主人公10キャラクターのフルネームに含まれる「ン」の数は合計何個?
- ルシアンの先祖ラグランジュ・カルツが書いた「冒険記のタイトル」は?
- イスピンの「本名」は?
なお、優勝者はトラバチェスサーバの姉御肌さん。キャラクターデザイナー直筆色紙とゲーム内アイテム「真プラチナウィング」がプレゼントされたほか、所属サーバは1週間限定でレアアイテムのドロップが2倍になる特典が与えられる。2位以下の参加者にも「スノーボード&イグルー」先行購入権やオリジナルデザインのWebMoneyなど豪華賞品が用意されていた。
イベントの最後には、さまざまなオリジナルグッズがあたるプレゼント抽選会が行われた。「クロエ ティーカップセット」や「ゼリッピ&カーバンクルぬいぐるみセット」、クイズ大会の賞品とはまた違うデザインの「キャラクターイラスト色紙」と実に太っ腹なプレゼントが用意されており、入場時に受け取った番号を見つめる参加者の目が真剣に……。残念ながらプレゼント抽選会には外れてしまったユーザーも、全員に用意されたお土産の「ゼリッピTシャツ」と2008年のオリジナルカレンダーには大満足だったようだ。
テイルズウィーバーは原作「ルーンの子供たち」をベースに、その世界観とチャプターという形で展開するストーリー性の高さ、各キャラクターの個性と見た目の可愛らしさなど魅力的な要素をいくつも持ったMMORPGであり、男女問わず安定した人気を保っている。今回のユーザーカンファレンスを見ても、プレイヤーの年齢層が予想以上に幅広く、女性の参加率が高いことには驚かされた。それだけ長くこのタイトルを愛してくれているファンがいる、ということなのだろう。ファンサービスの一環として、来年のユーザーカンファレンス開催にもぜひ期待したいところだ。
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